家計にもキャリアにも本当にプラスになる!? 現地就労の実際

海外生活中

家計と将来のキャリアのために帯同しても働き続けたいと考え、アメリカで就職したNさんのインタビューです。

自己紹介をお願いします

N.S.です。アメリカのミシガン州に滞在して約1年半になります。子どもはいません。

日本の経歴は、IT企業、自動車部品メーカーにて広報や人事業務に16年ほど従事していました。現在は、現地の日系企業でパートタイム社員としてカスタマーサポート業務に携わっています。

どうしてその選択をしたいと思ったのですか?

私の場合、前職でリーダー職を務めていた社会人16年目のキャリアの真っ最中に夫の海外駐在が決まりました。

さまざまな事情を考慮し、退職して一緒に着いて行くことに決めましたが、帰国後の自分の年齢や家庭の状況、購入したばかりの住宅ローンのこと、子どもがいないことなどを考えたときに、「帯同して住む場所が変わっても、状況が許せば働き続ける」ことは、ごく自然な発想でした。

また、働くことで家計的にもキャリアの面でも将来的なリスクを下げ、プラスになることも多いのではないかと考えました。

 

実現するためにどんな努力・取り組みをされましたか?

まず、夫の海外駐在が決まった際に、ビザの種類や会社の規程などで帯同家族の就労が禁止されていないことを確認しました。そのうえで、会社の手続き部署などにも帯同家族がアメリカで働いていた実績があるか、働いても問題がなさそうか、などを事前に確認しておきました。

渡米後、足りない英語力を身につけるため、最初の約10カ月はまず英語学習の期間にあてました。並行して、労働許可証の申請を行いましたが、許可証が届くまでに2~3カ月かかると言われていたため、その間に英語でのレジュメの作成、求人サイトや人材紹介会社への登録と求人内容の確認、面接の準備などを順番に行いました。応募資料や面接の準備は、図書館で借りた参考書やYou tube、オンライン大学の講座などをもとに行い、複数の英語の先生のチェックを受けて改良していきました。

また、実際に企業に応募する前に、正式に夫の会社に私の就労の可否と就労可の場合に補助などに変更があるかどうかを確認しました。会社から回答が得られるまでに少し時間がかかりましたが、懸念点がクリアになったところで応募をスタートしています。

アメリカでの滞在予定期間は必ず確認される質問でしたが、正直に期間が限られていることを伝え、それでも縁のあった日系企業で最終的に働くことに決めました。

家族へどんな協力を、どのように求めましたか?

夫の海外駐在に着いて行くと決めた際に、「もし状況が許すならばいずれ現地で働いてみたい」という思いをまず夫に相談し、幸い快く賛成してもらうことができました。実際に仕事に就くまでに何度も壁に突き当たり、心が折れそうになることもありましたが、この件では唯一の相談相手であった夫が、その都度よく話を聞き励ましてくれ、メンタル面をしっかりサポートしてくれたからこそ進み続けることができたと感じています。

また、就労開始にあたって、これまでの家事の分担や、やり方の見直しが必要になりましたが、現在は日本にいた時と同じように二人で家事を協力・分担しています。

続きを読む
1 / 2

ピックアップ記事

関連記事一覧