海外で日本人学校に通っています【タイ・バンコク】

タイ・バンコクで子育て中。(2018年)
色々悩んで バンコク日本人学校を選んだ Cさんのインタビューです。

自己紹介をお願いします

C.I です。タイに住んで6年になります。子どもは3人(小・中学生)おります。

お子さんを、どの学校に通わせてますか?入学を決めたのはいつですか?

バンコク日本人学校です。2012年に入学しました(2018年1月時点で在籍中)。

ズバリ、何が決め手となって、日本人学校を選びましたか?

⑴まず一番は、夫の赴任期間がいつも全く不明であるため、長期的なプランを立てにくいことです。

急な辞令で本帰国が決まることが常に考えられるので、日本人学校に通うことが最も安全でした。 

⑵そしてズバリ、費用面です。日本人学校の場合は、入学金16万バーツ(約55万円)と授業料(年間)13万バーツ(約45万円)かかります。日本人学校にかかる費用は全額会社が負担してくれます。

ですが、インター校の場合、費用が学校により大きく異なりますが、おおよそ年間30万バーツ〜100万バーツ超かかります。

うちの会社の費用負担は、日本人学校の費用が上限となっているため、オーバーした分が自己負担になります。ですので最も安いインター校に通わせたとしても、自己負担額は少なくとも年間15万バーツ(約52万円)以上になる計算です。

うちは子どもが3人いますので、3人ともインター校に行くことになったら、自己負担額は3倍になります。

⑶また、一家の大黒柱である夫は、「英語はもっと大きくなってからでも何とかなる。まずはしっかりとした日本語で思考力を養ったほうがいい。」という考えでした。

夫自身が、特に留学経験もなく、学生時代は外国人と英語で話す機会など皆無だった典型的な日本人なのですが、25歳過ぎて海外赴任をするようになってから身につけた英語で、今仕事ができているというのが大きいと思います(ずっとアジアですが。汗) 

⑷タイの場合、ローカル校はメインがタイ語になりますので、国際結婚家庭でない限り、日本人家庭でローカル校を選ぶ家庭はあまりいないと思います。

日本人学校にするかインター校にするかについては、かなり悩みました。

数校のインター校へは見学も行きました。しかしバンコクにあるインター校の数が多すぎて、インター校を選ぶならどこが一番いいのか決断することができませんでした。(恥ずかしいですが、完全に私の度量不足です)

よって、モヤモヤしながらも、上記⑴〜⑷の問題を乗り越えてまで、夫を説得することができず、結局インター校を選択するには至りませんでした。

今でも、インター校に通わせたほうが良かったのか?と、ふと思うこともあります。長らく海外に住んでいながら日本人学校にずっと通っていると、子どもは毎日ほぼ日本語で生活することになるため、「これで海外生活してたって言えるのか?」と思うからです。

ただ、精一杯悩んだ結果なので、最後に選んだ道が「ベストな選択」であると自分に言い聞かせております。

中学高校で一度日本へ帰ったあと、子ども自身が留学を希望したら、できる限りサポートしたいと思っています。

学校選びにおいて、どんな情報を参考にしましたか?

知人からの情報やネット情報です。 

できる限り周囲の人から口コミ情報を集め、立地や学費などの概要をネットで調べ、気になる学校に事前に連絡して学校見学を申し込む、という流れが基本です。

気軽に校内を見学できるところは少ないと思います。事前予約したうえで、入校するときは写真付きの身分証明書(パスポートなど)の提示を求めらる場合が多いです。

また、日本人学校は学期途中での転入を認めていません。各学期ごとに申込締切日がHPで公表されています。

インター校は学校によって様々です。

定員枠に対して空きがある限り随時入学可能な学校もありますが、学校によっては、入学試験が必要だったり、日本人枠の定員が決まっていたりします。

人気のある学校はウェイティングになることもあります。

できる限り、早めの準備をおすすめします。

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