暗くて寒い冬を乗り切る!ヨーロッパの冬季性うつ病対策

ヨーロッパの冬は辛い?
ヨーロッパにお住いのみなさん、「ヨーロッパの冬って本当に辛い」とお悩みではありませんか?
ヨーロッパは日本と比べ緯度が高いため、冬の期間は日照時間がとても短くなります。地域にもよっては朝9時にやっと明るくなって夕方16時にはもう真っ暗なんてことも。やっと明るくなったと思っても、どんよりした曇り空。毎日これでは気が滅入っちゃう、という方も少なくないのではないでしょうか。
今日はヨーロッパ在住の方にはぜひ知っておいて欲しい冬季性うつとその対策について、駐妻カフェ運営メンバーと情報提供者の口コミ情報をご紹介します。
<駐妻カフェ運営メンバー紹介>
・運営メンバーG(げんだちょふ)
現在ロシア在住。初めてのロシアの冬にくじけそうになっている。
・運営メンバーK(かおり)
インド在住。今回ベルギーの方から冬季性うつの情報を受け、驚いている。
・運営メンバーP(プリッツ)
過去にフランスに滞在。滞在当時、冬の辛さに悩まされた経験あり。
冬季性うつ病対策 〜フランスでの体験談〜
思い返せば、私も在仏中、毎冬は本当に朝起きれず、空も街全体のトーンもグレーがかってくる感じで、けっこう鬱々してました。ヨーロッパの冬は日光不足=ビタミン不足、という認識は当時もありましたが、帰国してから「季節性うつ」について知り、なんだ、自分それだったのかも、ともやが晴れた気がしました。当時冬季うつとか知ってたら、少しはやりようがあったかも、、、と元駐在妻としては思っています。
まず、寒さも厳しく日照時間が短くなる冬に、季節性うつになることがある、ということをまず知っておくことが大切です。特に、春~夏の時期に任地に引越した場合は、駐在生活に慣れてきた頃のメンタル的な落ち込みが出てきやすい時期と、冬へ向かう時期が重なりやすいんです。仮にそういう状態にになったとしても、自分がどうこうではなく「そいういう時期なのかも」と、受け止められると気持ちも楽になるかもしれませんし、対応もしやすくなります。「我慢すれば、、、」とは思わずに、必要に応じて医療機関を受診するなど、手助けを求めることも有効です。また、そもそもこれは気候による問題なので、場合によっては根本解決のため日本に帰国が必要となるケースもあります。
冬季性うつ病対策 〜ベルギーの場合〜
ベルギーは、一年中濃い灰色の空で、8月でもライトダウンジャケットを着て過ごすほどの寒さです。暴風雨の中、子供の送り迎えや、朝市への買い出しなど、大変な生活です。赤ちゃんから大人まで、ビタミンDを飲んでいます。

ベルギーでは臨床心理士の川瀬まりさんという方が相談室を開かれているようです。川瀬さんがベルギー情報サイト青い鳥に寄稿した記事のなかで、冬季性うつ病の一般的な予防策や光療法についての情報を読むことができます。
・ベルギーの冬季うつ NO.2(うつ病の一般的な予防策)
・ベルギーの冬季うつ NO.3(光療法)
おまけ 〜それでも南向きがいいですか?パリの住宅事情〜
ここで在仏中に知った建物の構造の話をしましょう。私の場合、身を持って知るのはパリ&近郊のみですが、日本のように「南向き」にこだわってたら引越し先は見つからない、と渡航前に言われておりました。アドバイスしてくれた友人曰く、「フランス人はそんなこと気にしてない」だそうです。
もともと一年の半分(かそれ以上)は採光優先したところで意味のない環境、そして都市部は土地も限られるので北向きの家はざら。普通にゴロゴロ存在していました。(南向きの家は、逆に夏は明るすぎて寝れないことも笑)。
ですので、思った以上に陽当たりは期待できない環境でした。ヨーロッパはそういう所が少なくないようです。
みなさんがお住いの国では?
ヨーロッパにお住いのみなさま、冬はどのように過ごされていますか?
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