アメリカで出産しました【アメリカ・ダラス】

アメリカ・ダラスに滞在中に第二子を出産された、Sさんのインタビューです。

自己紹介をお願いします

Sです。アメリカに住んで2年半です。

出産した場所はどこですか? いつの話ですか?

アメリカ・ダラスで、2017年に第2子を出産しました。

妊娠から出産まで、どのようなスケジュールでしたか?

妊娠前:妊娠希望のため産婦人科初診。簡単な検診のみ

妊娠7週頃~:月1回の妊婦健診、出産予定病院仮登録、小児科登録

32週頃?~:2週間に1回の妊婦健診、希望する妊婦用クラス受講

36週頃?~:週1回の検診

39週頃:出産

なぜ海外出産にしたのですか?

夫が単身赴任だった時期があり、そのときに家族が離れて過ごすのは私達には良くないと感じ、海外出産に決めました。また、第2子だったので、出産への不安が少なかったことも理由です。

現地での妊婦健診や出産に関する費用面について、教えてください

私は夫の会社が用意する日本の保険だったので、アメリカの保険とは異なると思います。ほぼ保険会社に直接請求がいき、保険の対象内だったので、私は金額を調べず知らないままでした。妊娠前から妊婦用ビタミンを飲むように言われていましたが、私はそれも保険の対象内でした。


ただ1点、採血による遺伝子検査をした際、約$8000の請求書を手紙で受け取りました。血液検査で性別が分かるけど知りたい?という医師の軽い提示から受けた検査で、私はそれが自分の保険の対象外だったことを知らず、また行った血液検査が遺伝子検査で高額だと知らないまま行ったので、冷や汗をかきました。

たぶん医師も私の保険対象外だなんて知らなかったんだと思います。

その後病院へ相談し、かなりの減額をされ事なきを得ましたが、アメリカは医療費自体が高額なので、保険の対象外であるものは事前に知っておくと安心だと思います。

海外と日本の違いは何かありましたか?

私は第1子を日本で帝王切開による出産、第2子をアメリカで帝王切開でしたが、私の病院は違いが多かったです。

<保険>

日本と違い、自分の加入している保険が使える病院を選ぶ必要があります。そのため、私は同じ保険であり出産経験のある友人から、おすすめの医師を紹介してもらいました。

 

<産婦人科のこと>

病院へ予約をとるというよりも、担当になる医師を選び、その医師へ予約を取ります。(病院に電話をすると、あなたの担当医師は誰?と訊かれます)妊娠後、最初の電話予約では、妊娠7週以降で検診の予約を取るよう言われました。検診中予定されるエコーは全部で4回と少ないですが、出血があるなど必要な場合には別途エコーをしてくれるので、問題ありませんでした。NSTは検診では行われず、陣痛で出産病院に行って初めてつけられました。

そして、検診で行く病院と、出産する病院が別でした。医師が提示した2つの病院から、私は自分の保険が使える方を選びました。出産予定病院へは、インターネットで仮登録をし、説明会へ行き、希望する妊婦用のクラスを受けました。出産の際は、担当医師が出産病院まで来てくれました。

 

<小児科医師のこと>

出産前に、生まれる子供の小児科医師を決めておく必要がありました。希望する小児科へ行き、親が医師の面接をして決めることもあるようです。私はすでに第1子の担当小児科医師がいて、彼が第2子も診てくれるとのことでお願いしました。産後入院中の新生児検診は毎回、担当小児科医師が出産病院まで来てくれました。

 

<入院日数と出産病院のこと>

帝王切開での入院は3泊4日程度と、日本に比べ短いです。私は、できるだけ長く入院したいとバースプランに書いて事前に提出していたら、入院中医師に希望を訊かれ、4泊5日にしてもらえました。入院はすべて個室です。入院中の食事はメニューがあり、好きな時に選んで電話で注文しました。

日本のように保存用のへその緒は残してくれなかったので、最初に依頼しておくべきだったと後悔しました。

産後のお手伝いは、どなたにお願いしましたか?

私の実両親です。

お手伝いをしてくれる人は、いつ頃から来てくれましたか?

予定帝王切開だったので、退院予定日の翌日からです。2週間の滞在でした。

お手伝いをしてくれる方に掛かった費用を教えてください。(例えば、身内の場合は航空券の費用負担をどうしたのか?など)

滞在時の生活費は私達負担。パスポートや海外旅行保険などの渡航準備は両親負担。航空券は、夫が出張でためたマイルで買えました。

お願いしてよかったこと、困ったことを教えてください。

私は、食事の支度や身の回りのことを全てしてもらえて良かったです。
特に、第1子は大好きな祖父母に遊んでもらえて、精神的に満たされとても良い状態でした。

手伝いに来た母は、長いフライト時間と時差、普段と違う生活環境、日本と異なる食材で作る食事など、困ったことも多いようでした。

妊娠、出産、産後を通じて必要なものは現地調達で揃いましたか?
日本から調達したものは何ですか?

日本から調達したのは、つわり中に飲みたくなったポカリスエットの粉末、骨盤ベルト、へその緒を入れる箱、産後手続きのための戸籍謄本。

母子手帳は領事館で貰えましたが、今は使っていません。

現地出産して、良かったこと、困ったことはありますか?

日本で働いていた頃に比べて、夫の都合がつきやすく、検診や出産、産後など、一緒にいてくれる機会が多かったことが、一番良かったです。プリスクールへの入所が簡単なことも良かったです。当時3歳だった第1子のケアと、出産時の預け場所になり、とても助かりました。

困ったことは、英会話です。妊娠中の出血など緊急時に電話をすると、営業時間外の場合は留守電になり、こちらの連絡先と症状を残しました。

その後、折り返しの連絡が来ましたが、それは、毎回担当外の医師やナースからだったので、私の英語が拙いことを知ってくれている方々ではありません。うまく話が噛み合わないことも多く、その時ばかりは、日本の産婦人科が恋しかったです。

これからアメリカで出産される方へのメッセージをお願いします

日本と比べて、私はアメリカでの出産のほうが満足度が高く、好きでした。次があるならどちらを選ぶ?と訊かれたら、アメリカを選びます。

アメリカでの出産が、素晴らしい経験になることを願っています。