本帰国した元駐在妻からこんなアドバイスも
せっかく海外にいるのだからと、現地の言葉を学んでいます。英語でないこともあり、本帰国の頃に「やってよかった」とプラスにとらえられるのか、帰国後に役に立つのか、疑問です。勉強のモチベーションにも関わってきます。
たしかに、英語ではない現地の言葉を学ぶモチベーションを維持するのは大変でした。頑張れたのは、自分の伝えたいことを片言でも話せるようになり、まったくできなかったことができるようになったと実感できたから。また、現地の言葉でコミュニケーションできるご近所の方や友人ができ、孤立感やストレスを感じなくなったことも大きいです。
ビジネスレベルに達していなくても、文法の基礎を理解していることは帰国後に強みとして活かせるのでは?と思います。特に中国語のニーズはあると聞いていますよ!
語学学習でモヤモヤ、分かります!そんな時は、学んだ先のゴールを整理してみるとよいかも。
日常生活を楽しむことが学習のゴールなら、座学よりコミュニケーションの機会を増やすのもありでは。
仕事に活かしたいけれどニーズがあるか疑問なら、中国語を活かした求人でどの位のレベル(検定◯級など)が求められているのか、求人数はどれくらいあるのかを今のうちにリサーチしてみてはいかがでしょうか。
それでモチベーションが上がればそのまま勉強に力を入れられるかもしれませんし、ハードルが高すぎたり求人があまり出てこない場合はペースダウンして現地生活を楽しむのもありかも。
出国までに、引越しやスーツケースの準備、さまざまな手続きやお世話になった人への挨拶、最後の買い物など、やることがたくさん!すべてやりきって飛行機に乗ったら駐在生活は終わり……でも、すぐさま日本での生活がはじまります。
いろいろと落ち着いた頃に体調を崩したという話も聞きます。きっと想像以上にストレスがかかっていると思うので、健康第一で頑張りすぎないようにしてほしいです。
いかがでしたか?ひとえに「本帰国」といっても、在住期間や家族の形、想定外の帰国など、それぞれ違うものです。メンバーの話を聞いていると、本帰国は渡航(赴任時)に並んで大きな出来ごとのようにも感じます。
国を越えての引越しで身体的にも精神的にもストレスがかかることが多いようですが、自分と家族が無理なく新しい生活をスタートできるのが理想ですね。
また、日本から海外へ渡航の際は、現地に先輩駐妻がいる人も多いと思いますが、本帰国後は身近に元駐在妻の仲間がいないことがほとんど。この体験談がこれから本帰国する皆さんの手助けになれば幸いです。
駐在ファミリーカフェでは、すでに本帰国された元駐在妻へのアンケートを実施しました。
その結果を「前編・後編」に分けてお届けします。
そして、5月21日(金)には駐在妻のオンラインカフェ「本帰国に関する悩み、モヤモヤについて話そう!」を予定しています。すでに帰国した元駐在妻の体験談を生で聞けるチャンスです。どうぞご参加ください!