ベトナムに滞在しているK.Hさんに、お子さんの習いごとについてお聞きしました。
プロフィール
- 滞在国
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ベトナム
- 地域/都市
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ハノイ
- 滞在期間
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2021年3月~現在(2025年4月時点)
お子さんについて
長男(9歳)日本人学校
お子さんの習いごと
硬筆
内容 | 日本人の先生と一緒に書き方の練習をします |
形式(対面/オンライン) | 対面 |
頻度 | 週1回 |
継続期間 | 2021年10月 〜 2023年1月 |
料金 | 1回40分1,000円程度(2023年当時) ベトナムドンで現金払い |
交通手段・通学時間 | 先生が、自宅のあるマンションに来てくれて、共有スペースで友人と一緒に受講します。 |
何で見つけたか | 口コミ |
プログラミング
内容 | オンラインで、プログラミングを学びながらゲームや動く仕掛けを作成します |
形式(対面/オンライン) | オンライン(1度先生がハノイにいらした時にサプライズで対面レッスンをしていただき、喜んでいました) |
頻度 | 月2回 |
継続期間 | 2021年9月 〜 2023年2月 |
料金 | 月額:5,500円程度(2023年当時) 日本円でクレジットカード払い |
交通手段・通学時間 | 自宅でオンライン受講 |
何で見つけたか | 学校のアフタースクール |


科学実験教室
内容 | 教室で科学の実験を複数人で行います |
団体名(URL) | 栄光サイエンスラボ(栄光ゼミナールハノイ校で開催) |
形式(対面/オンライン) | 対面 |
頻度 | 月1〜2回、週末のみ(興味のあるテーマのとき) |
継続期間 | 2022年11月 〜 2024年3月 |
料金 | 1回1時間:60米ドル(2024年当時) 請求書にはベトナムドンと米ドルの併記あり |
交通手段・通学時間 | 手段:車 通学時間:20分程度 |
何で見つけたか | 口コミ |

週末の朝だったのでタクシーがつかまらず毎回ひやひやしていました





息子と興味や関心のあることが似ているお友達からの紹介です。プログラミングは幼稚園からの紹介でした。トライアル受講が可能なものは1度試して、本人の意向を聞いて受講を決めました。
習いごとがある日の1日のスケジュールを教えてください。
月曜日 | 16:40-17:10 | 硬筆 |
火曜日 | 16:40-17:30 | プログラミング |
水曜日 | ||
木曜日 | ||
金曜日 | ||
土曜日 | 9:00-10:00 | 科学実験教室 |
日曜日 |



時期によって曜日・時間が違うので書いていませんが、サッカーと水泳も習っています。
滞在国ならではのエピソードや日本との違いを感じた場面があれば教えてください。
プログラミングのオンラインイベントではベトナムの旧正月について紹介しました。クイズ形式で日本の正月との違いを発表し、他の国に住む生徒さんに驚いたり喜んだりしてもらえたことがうれしかったようです。ベトナムの干支のゲームを作ってみなさんにお見せしました。
オンラインかつグローバルなやりとりを見て、保護者としても現代的だなと面白く感じました。
お子さんが習いごとをしてよかったことや新しい発見はありましたか?
硬筆:座ってじっくり取り組む
幼稚園年長の時に始めたので、座って字を書くことに専念する時間がとれたのがよかったです。
プログラミング、科学実験教室:他者を意識して発表する
定期的に学びを発表するイベントがありました。普段の授業では本人の興味のあることに取り組んでいましたが、そのことについて初めて聞く人たち(保護者・他の生徒さん)に伝えるにはどうしたらよいかを考え、工夫するよい機会になりました。どんなところに興味があるのかを他者目線で見直すきっかけとなり、人前で話す練習にもなりました。
お子さんが習いごとをはじめる際やはじめてから、大変だったことや困ったこと、またそれを乗り越えた経験を教えてください。
硬筆とプログラミングはコロナ禍で幼稚園がオンライン授業で午前中に終わる時期に始めました。時間にも体力にも余裕があり、友人や先生に会うのを楽しみにしていました。
約半年後(2024年4月)、小学校入学と同時に通学が始まりました。早朝にバスで登校して毎日6時間の授業を終えて夕方に帰宅し、すぐ習いごとが始まるという生活になかなか慣れず、体調を崩すことも増えました。どの先生も欠席や振替レッスンに理解があって助かりましたし、今まで以上に体調管理に気をつけるようになりました。日本に一時帰国する際はどの習いごとも思い切ってお休みにしていました。
習いごとで学んだことを日常生活でどのように活用していますか?もしくは、習いごとで学んだことを今後どのように活用しようとしていますか?
プログラミングと科学実験教室はレベルが上がると、手順通りに進めてもうまくできないことがありました。そのような際には過程を振り返り、成功しなかった原因を考える練習になりました。
プログラミングではまちがえた箇所まで戻り、プログラムを修正する、もしくはそもそもの考え方があっているかを先生と相談しながら進めていました。
科学実験教室は実験材料に限りがあるため、失敗するとそこで終わってしまう日もありました。その場合は失敗の原因を考えていたようで、道具を持ち帰れる場合は家で同じ実験をしたり、内容を少し変えて試したりしていました。
日常生活で何かがうまくいかずイライラしている時には、「どうしたらいいと思う?」と声をかけると、過程と原因を自分で考えることができ、習いごとでの経験が根底にあるようです。毎回ではないですが…(笑)
おすすめの情報収集方法や申込時の注意点など、お役立ち情報があれば教えてください。
ハノイでは生徒を常に広く募集している習いごとは少ないように感じます。人気のある習いごとはウェイティングが必要な場合もあります。日ごろから子どもたちが興味のあることについて周りの保護者と話したり、他のお子さんの 習いごとについて情報交換することが大切だと思います。
これから海外でお子さんが習いごとをはじめようとしている方へ一言お願いします!
日本と比べて習いごとを始めやすく、お子さんに合わない場合もやめやすい環境なので気になるものがあれば気軽にトライしてしてみてはいかがでしょうか。習いごとは学校の外で共通の趣味や関心のある友だちを見つける場になると思います。一時帰国や旅行の予定が多い方は、始める前に振替レッスンのしやすさを確認するとよいと思います。



対面とオンラインを使い分けながら、バラエティに富んだ経験ができるのはとても貴重ですね!


Enjoy your life in Hanoi!

