これまでオンラインで多くのイベントを実施してきた駐在ファミリーカフェ。
昨年11月に一般社団法人 駐在ファミリーサポート協会を設立し、新たなステージへと進んでいく中、今回はじめてとなるリアルイベントを開催しました。
当日の様子や参加された方からのご感想を紹介します。
当日の様子
会場は、駐在ファミリーサポート協会に協賛いただいている株式会社日販アイ・ピー・エスさんのワークプレイス「オチャノバ」。開放的でおしゃれな空間に渡航前・海外生活中・帰国済みという様々な立場の参加者が集いました。
イントロダクションパートでは、運営メンバーから改めて「駐在ファミリーカフェ」設立の経緯や運営サイト・オンラインコミュニティについて説明。協会の目的である「駐在を、ファミリーキャリアに。」という言葉に、深くうなずき賛同を示してくださる参加者の方もいらっしゃいました。
続くパートでは“駐在PLUSワーク”というワークショップを実施。具体的には「PLUS-CLEAR充実ワーク」でこれまでの海外生活で得た経験の棚卸しを行い、「PLUS化目標」で1年後の理想を言語化しました。

「PLUS-CLEAR充実ワーク」では、参加者の皆さんから「上手く言葉にできない」という声もあがっていましたが、簡単に言語化できないのはそれが大切な思い出や充実した経験だったからこそ。当時抱いていた自分の感情、家族や現地の人々の様子なども思い出しながら少しずつシートを埋め、最終的には「自分はこんなに多くのことを得ていたんだ!」と再認識することができました。


「PLUS化目標」では1年後の理想を考えるだけでなく、そのために必要となる行動も書き出したことで、「今からどんなことができるか」が明確になりました。具体的な目標と行動が見えてきたことで、何気なく過ごしていた日々を変えるきっかけとなり、スッキリとした表情を浮かべている参加者の方が多かったのが印象的でした。


その後は場所を移し、テーブル席やソファー席でゆったりと懇談。今日はじめて出会う方も多い中、あっという間に親睦を深め、様々なテーマで楽しそうに会話をする皆さんの様子からは、海外生活で身につけたコミュニケーション力の高さを垣間見ることができました。


懇談会終了後、「実は夫の駐在に同行するかどうか悩んでいた。」という渡航前の方からは、「知らない土地での生活やキャリアの中断に不安がありましたが、皆さんのお話を聞いて希望が持てました。同行を前向きに考えたいと思います。」というコメントをいただくこともできました。
参加された方のご感想
- どの国で生活しても、得られる経験や悩みは共通なのだなということが分かり、自分だけではないんだと安心しました。1年後の理想を考える場面では、「駐在経験を活かした仕事をしたい」という同じ志を持った方々がいて心強く感じました。(M.Kさん)
- リアルでの開催は参加者の熱が感じられて良かったです。集中してワークに取り組むことができ、人の輪も広がり、満足感がありました。(あさこさん)
- 今回初めてお会いできた方もいて、直接会えることの喜びを感じました。初対面の方とも“駐在同行”という共通の体験があるので話しやすかったです。(よしこさん)
紹介しきれないほど多くのご感想をいただき、ありがとうございました!

主催者からのメッセージ
はじめて開催したリアルイベントは、渡航前・海外生活中・帰国済み、どの立場の皆さんにとっても良い刺激となったようです。今後も駐在ファミリーサポート協会では様々なイベントを開催していきたいと考えています。
イベントだけでなく、企業様向けの赴任前配偶者研修に関するご相談も承ります。
ご要望がございましたら駐在ファミリーサポート協会までご連絡ください。
