子どもの習いごと体験談【アメリカ】バイオリン・スイミング・アイススケート・英語

アメリカに滞在していたHさんに、お子さんの習いごとについてお聞きしました。
プロフィール
- 滞在国
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アメリカ
- 滞在期間
-
2021年8月~2024年4月
お子さまについて
長女(当時5-7歳)現地校
お子さまの習いごと
バイオリン
| 名称 | バイオリン |
| 概要 | 渡航当初は、日本で対面で習っていた先生からオンラインレッスンを受けていました。 その後、現地で先生を探して、先生宅で個人レッスンを受けました。 (本帰国後、日本でまた同じ先生から対面レッスンを受けています。) |
| 形式 (対面/オンライン) | オンライン(日本から)→ 対面(先生の自宅) |
| 頻度 | 週1回 |
| 活動期間 | 2021年9月〜2023年11月(オンライン) 2023年11月〜2024年4月(対面) |
| 料金 | 1回(30分):$30(2024年当時) |
| 交通手段・通学時間 | 手段:車で送迎 通学時間:20分程度 |
| 何で見つけたか | 現地校の先生による紹介 |
①バイオリンを始めたきっかけ
日本に住んでいた時(4歳)から本人の希望でバイオリンを習っていました。渡米後も続けたかったので、当初は日本で習っていた先生にオンラインで指導を受けていました。
②対面レッスンに切り替えたきっかけ
現地での対面レッスンに切り替えたのは、一時帰国の際に日本の先生から対面でレッスンを受け、実際に目の前で見てもらって体の動きを直してもらえたり、先生と一緒に弾いたりすることもできるというメリットを実感したためです。
また、住んでいた地域に日本人が少なく、日本人の先生を探すのが難しかったこと、子ども自身の英語でのコミュニケーションに問題ないと思ったことから、現地の先生からの受講を決めました。
スイミング
| 名称 | スイミング |
| 概要 | ①地方自治体のスポーツ施設内プールでのスイミングクラス レベル別のグループレッスンで、スキルテストに合格したら進級できます。 2〜3カ月毎にクラスに登録しました。 (その後) ②個人インストラクター主催のスイミングクラス レベル別のレッスンを受講しました。 |
| 形式 (対面/オンライン) | 対面 |
| 頻度 | 週1回 |
| 活動期間 | 2022年7月〜2024年3月 |
| 料金 | 1回(30分):$40程度(2024年当時) |
| 交通手段・通学時間 | 手段:車で送迎 通学時間:20分程度 |
| 何で見つけたか | Facebook/Instagram/X(旧Twitter) |
Hさんプールで泳ぎたいという本人の希望で習い始めました。学校生活や英語でのコミュニケーションにも慣れてきて、子ども自身が放課後に習いごとをしてみたいと言ったからです。
親としては、スイミングができるとサマースクールの選択肢が増えるというメリットもあると考えていました。
アイススケート
| 名称 | アイススケート |
| 概要 | 常設の屋内アイススケートリンクで行われる全米標準のスケート教育カリキュラムに沿ったプログラムです。レベル別のグループレッスンで、スキルテストに合格したら進級できます。 |
| 形式 (対面/オンライン) | 対面 |
| 頻度 | 週1回 |
| 活動期間 | 2024年2月〜2024年4月 |
| 料金 | 1回(30分):$20程度(2024年当時) クラス受講にはメンバーシップの年間会員登録が必要 $30程度(2024年当時) |
| 交通手段・通学時間 | 手段:車で送迎 通学時間:20分程度 |
| 何で見つけたか | Facebook/Instagram/X(旧Twitter) |



住んでいた地域では冬になると屋外のアイススケートリンクが設置されます。子どもは滑ってみたいと言うものの、最初から楽しく滑れるわけではないので、それだったらアイススケートを習ってみては?という親の提案から習うことにしました。
英語
| 名称 | 英語のチューター(家庭教師) |
| 概要 | 学校で英語でのコミュニケーションに困っているのでサポートしてほしい、教科(英語と算数)も教えてほしいと依頼し、授業の方法はチューターに一任しました。 その日の状況によって内容を決めていたようで、チューターは毎回多くの本や道具を持ってきていました。カードを使って単語の勉強、音読、ライティングなどを行い、子どもが疲れて集中できない時は、ボール遊びをしてくれる日もありました。 |
| 形式 (対面/オンライン) | 対面 |
| 頻度 | 週1回 |
| 活動期間 | 2021年10月〜2022年5月 |
| 料金 | 1回(1時間):$50程度(2022年当時) |
| 交通手段・通学時間 | 手段:チューターが家に来てくれる |
| 何で見つけたか | 現地校のESOLの先生による紹介 |



渡航当初は、現地校でESOLを受講していました。英語でのコミュニケーションに苦労していたので、ESOLの先生に相談し、チューターを紹介してもらいました。
現地校のESOLプログラムは無料のもので、支援してもらえる範囲や期間は限られます。追加でサポートが必要であれば、自費でチューターを依頼する必要がありました。
日英のバイリンガルのチューターがいないかESOLの先生に尋ねましたが、心当たりなしとのことで、その選択は諦めて紹介を受けることにしました。
1週間の習いごとのスケジュールを教えてください。
| 月曜日 | |
| 火曜日 | (放課後)スイミング or アイススケート |
| 水曜日 | |
| 木曜日 | |
| 金曜日 | (放課後)バイオリン |
| 土曜日 | (終日)日本語小学校 |
| 日曜日 |



英語のチューターを卒業した後(現地校1st Grade以降)のスケジュールです。
余白のあるスケジュールに見えますが、毎日バイオリンの練習と日本語小学校の宿題をするため、あまり余裕があるようには感じませんでした。
滞在国ならではのエピソードや日本との違いを感じた場面があれば教えてください。
バイオリン
日本よりもアメリカのほうが低年齢からオーケストラに参加する機会があると思います。子どもが通っていた現地校では、希望者は3rd Gradeからオーケストラに参加することができました。残念ながら我が家は2nd Gradeの終わり頃に本帰国したため、その機会はありませんでした。初心者でもオーケストラや楽器の演奏を気軽に楽しめるのもアメリカのよいところだと思います。
アメリカでは発表会やコンクールに出る機会はありませんでしたが、現地校と日本語補習校で特技を披露する際にバイオリンを弾きました。日本語補習校の先生に紹介してもらい、シニア向けホームのクリスマス会で、演奏させてもらう機会もありました。




スイミング
日本の場合は、学校の授業で泳げないと困るから、体育の成績を上げたいから習うという話を聞きますが、アメリカでスイミングを習っているという話をすると、「自分の身を守るために必要なスキルだね」という反応でした。
レッスンでも、自分の身長よりも深いプールでの立ち泳ぎの練習の時間がありました。
また、二つ目のスイミングクラスでは、フィンを付けて練習をする時間もありました。


アイススケート
アメリカでも地域によると思いますが、日本よりも通年利用可能なアイススケートリンクが多く、季節に関わらずアイススケートを楽しめるのがよいところだと思います。
個人の先生に習っていたバイオリンと英語は、毎回レッスンの後に一回分のレッスン料を支払う約束でした。
当日に体調不良などでキャンセルしてもキャンセル料は発生しませんでした。
お子さんが習いごとをしてよかったことや新しい発見はありましたか?
海外滞在中は、子ども中心の生活で一緒に過ごす時間が長いこともあり、子どもの性格や得意なことがよく分かるようになりました。
やってみたい習いごとからも、子どもの好きなことが分かって面白かったです。
特にチューターに関しては、子どもが通う現地校に以前勤めていた先生を紹介してもらったため、学校での困りごとの相談先を教えてもらったり、担任やESOLの先生とも連携してもらうことができて助かりました。
今回書いた継続している習いごと以外にも、学校の長期休みなどに、アート、サイエンス、チェス、体操のクラスを受けました。
他にも、フィッシングやボルダリングなど、いろいろなものに興味を持っていたので、子ども向けのアクティビティを探すのも楽しかったです。
また、引っ越しにより環境が変わることで、幼いなりにストレスを感じることもあったかと思いますが、バイオリンの練習をはじめ、習いごとを頑張っている時間にはそれを忘れて好きなことに集中してほしいという思いもありました。
お子さんが習いごとをはじめる際やはじめてから、大変だったことや困ったこと、またそれを乗り越えた経験を教えてください。
オンラインでのモチベーションの維持
どの習いごとも子ども本人の希望で始めたため楽しんでいましたが、バイオリンのオンラインレッスンは、疲れていると集中できないこともありました。オンラインだと子どものモチベーションを保つために先生ができることも限られており、親が横から注意しても持ち直すのは難しかったです。
オンラインレッスン時に工夫したこととしては、カメラを2台設置して、全身と手元が画面に映るようにしていました。
現地での楽器の購入
バイオリンに関しては、滞在中に子どもの体の成長に伴って楽器のサイズアップをする必要がありました。アメリカでは、学校で初心者からオーケストラに参加することもあり、子ども用の楽器は楽器店でレンタルすることが主流のようです。現地でレンタルして本帰国後に買い直すとなるとコストも手間もかかってしまうため、我が家の場合はアメリカで購入しました。日本のほうが子ども用の中古楽器が比較的多く流通していて、リーズナブルなものもあるため、一時帰国した際に購入するという選択肢もあると思います。アメリカでは、購入する前に一週間ほど楽器を借りて自宅で試奏できる楽器店もあり、その点はよかったです。
条件に合ったレッスン探し
スイミングはアメリカでも人気の習いごとだったため、子どもに適したレベル、都合のよい時間帯、少人数制という条件に合うレッスンを探すのに苦労しました。一つ目のスイミングクラスでは、子どものレベルが上がるにつれてレッスンが夜遅い時間帯になってしまったため、別のレッスンを探す必要がありました。
先生とのコミュニケーション
個人の先生に習っていたバイオリンと英語に関しては、先生に望むことを親がリクエストするなど先生と話し合う必要がありました。英語のほうはゴールが明確だったため、それほど難しくなかったのですが、バイオリンに関しては、親の私が素人のため少し苦労しました。基本的には子ども自身の希望を重視していたのですが、まだ幼くはっきりと言語化できなかったため、親がそれを上手く先生に伝えなければなりませんでした。ただ、学外のオーケストラに参加したいなど、明確な希望や目標を伝えれば、親身になってサポートしてくれると思います。
習いごとで学んだことを日常生活でどのように活用していますか?もしくは、習いごとで学んだことを今後どのように活用しようとしていますか?
バイオリンは、レッスンに通うだけでなく毎日自宅で練習する必要があります。日々の練習の積み重ねによって上達していくものだと思うので、粘り強く努力した結果、上手に弾けるようになったということを実感してほしいです。
実際には上手くできないとイライラしますし、できるようになるまで時間がかかることもあるので、簡単ではありません……。
また、限られた時間の中でどのような練習をするのか、自分にはどんな練習方法が合うのか、練習のスケジュールの立て方など考えることはたくさんあります。それが自分でもできるようになれば、楽器の練習以外のことにも応用できるので、将来の役に立つと思います。
子どもは、最近は人前に出るのが恥ずかしいようですが、バイオリンの場合は緊張はするものの恥ずかしくはないそうで、少々失敗しても引きずらないタイプです。いろいろな経験をして自信を付けてほしいと思います。
おすすめの情報収集方法や申込時の注意点など、お役立ち情報があれば教えてください。
スイミングとアイススケートはSNSで探しました。SNS上で否定的な評判がないかを確認したうえで、習い始める前に気になることをEメールで質問して丁寧に回答してもらえたので、特に不安はありませんでした。また、どちらも子どもが習っている間は、親も現地で子どもの様子を見ていたので、もし問題があったならその場で伝えることができる環境だったと思います。
本帰国後、習いごとを継続していますか。継続している場合、海外の習いごとを経験してよかったこと、また日本で継続してない場合は習いごとを活かせたエピソードなどがあれば教えてください。
バイオリン:
本帰国後は、元々日本で習っていた先生に指導を受けています。
アイススケート:
通年のアイススケートリンクが近隣になく、秋冬のみアイススケートクラスに通っています。
(本帰国後)
ずっと習いたがっていた書道を新しく習い始めました。
アメリカでは、対面の教室を見つけることができなかったので、今では、色紙やはがき、大きな半紙に書いたりして楽しんでいます。
他に習いごとに関するエピソードがあれば教えてください。
二度の引っ越しを経て、一番長く続けているのはバイオリンです。引っ越しの前後は習いごとは後回しになりがちで、なかなか練習が進まないこともありました。でも、一度も辞めたいということはありませんでした。
環境はガラッと変わりますが、アメリカでも、本帰国後の日本でも同じ先生に習えたのはよかったと思っています。
アメリカでのバイオリンの先生は、過去に現地校でオーケストラの指導をされていた方で、小学生の指導に慣れていました。子どもは、最初は緊張していたものの楽しくレッスンを受けていました。日本人の先生は子どもにも柔軟に対応してくださる方だったので、現地の先生が厳しかったらどうしようと子どもは心配だったようです。
また、先生は地域のオーケストラの団員でもあり、先生が出演するコンサートを家族で聴きに行きました。子ども向けにオーケストラとダンスを融合したプログラムで、とても楽しかったです。
これから海外でお子さんが習いごとをはじめようとしている方へ一言お願いします!
初めてのスイミングのレッスンの前は、英語でのコミュニケーションに問題ないかなど心配していました。実際は、子どもは待ちに待ったプールの時間を楽しんでいたので、まずはお子さんの興味のあることから始めてみるのがよいと思います。
アメリカでの習いごとは、セッション毎に登録するもの、いつでも登録できるものなど、フレキシブルなものもあるので、各家庭のスケジュールに合うものを選びやすいと思います。お子さんの興味に合ったものを探してみてください。



お子さんの興味や環境の変化に応じて、バイオリンをはじめ多くの習いごとを経験された経緯やエピソードを教えていただきました。これから海外で習いごとをはじめる方、続けている方のどちらにも参考になると思います!






Enjoy your life in America!




