海外赴任前に知りたい!子どもの幼稚園・学校選び

駐在同行が決まり、お子さんのいるご家庭がまず悩まれるのは現地での幼稚園や学校選びではないでしょうか?
慣れない国でお子さんの居場所を探し、決断することは簡単ではありません。引越し準備や諸々の手続きに追われながら漠然とした不安を感じている保護者の方が、少しでも安心して前向きに海外生活を始められるよう、海外での幼稚園・学校選びを経験した皆さんにアンケートを実施しました。
アンケート・回答者の概要
| アンケート実施期間 | 2026年5月11日〜6月15日 |
| アンケート対象者 | 海外での幼稚園・学校選びを経験したことのある保護者 (回答時にその駐在国に滞在中かどうかは問わない) |
| 回答者数 | 40名 |
| 回答者の駐在国地域 | アジア:23名 ヨーロッパ:7名 中東:1名 北米:8名 中南米:1名 |
| 駐在国で最初に入った学校 | 日系幼稚園:7名 日本人学校:1名 プレスクール:9名 インターナショナルスクール:10名 現地校(幼保・小学校):13名 |
| 駐在国で登園・登校し始めた年齢 | 0〜2歳:12名 3〜5歳:19名 6〜12歳:9名 |
補足
- 子ども一人につき、一件の回答。複数国に駐在経験のある方は、駐在国ごとに一件の回答とします。
- 同一駐在国内で転園・転校し、学校の種類が変わった場合は、一校目について回答することとします。
- 問いの表現を簡略化するため、幼稚園・保育園〜高等学校をまとめて「学校」と表記しています。
アンケート結果まとめ
海外で学校を選ぶ上で大切にしたいこと
ご家庭によって状況に違いはあれど、最終的に学校選びで最も参考になった情報源は、「渡航後の学校見学や現地で出会った人からの生の声」でした。オンラインで情報が入手できる時代においても必要な情報をそろえることは難しく、情報が多すぎるがゆえに何をどこまで信じてよいのか分からないことも多いということがアンケート結果から分かりました。
また、学校とお子さんの相性は実際に通ってみないと分かりません。渡航前後に関係なく、得られる情報には限界があるということは頭の片隅に置いておきましょう。不十分な情報に不安を抱くよりも、駐在を機に夫婦で大切にしたい価値観や譲れない条件をきちんと話し合い、可能であればお子さんの意思も踏まえた「家族としての軸」を持っておくことが重要です。そうすることで、通い始めてからギャップがあった場合の対応や、本帰国後の学校選びにもつながる部分があるのではないかと思います。
アンケート結果
学校選びで重視したポイント
── 学校選びで重視したポイントを教えてください(複数回答可)

一番多く上がったのが通学距離で、回答者の75.0%(30名)が重要であるとしていました。「その他」としては、「下校・降園時間」「英語が話せる教師が複数人いること」「駐在員の同僚のお子さんや、友人が通っていること」「通う子ども本人の意見」「兄弟児と同じ幼稚園であること」「子どもの年齢が預かりの対象であること」「子どもの安全性への配慮」「一時保育ができること」「生徒数やクラスの規模」「生徒数に対するカウンセラーの人数」「給食の有無」などが挙げられました。
── その中でも最も重視したポイントを1つ教えてください

── 上記のポイントを最も重視した理由を教えてください
上位3つのポイントとそれぞれを選んだ理由の一部をご紹介します。
1位:学校の雰囲気・校風 10名(25.0%)
- 複数見学した上で、本人に合う校風かどうかが一番大事だと感じたため
- 一時的に身に付く語学やカリキュラム内容よりも本人の「楽しい!行きたい!」という気持ちを優先したかったから
- 学校として大切にしている考え方・校風に自分自身が共感できたため
2位:通学距離 5名(12.5%)
- 渋滞がひどい地域だったため
- 親の送迎が必須だったため
- 有事(自然災害など)の際に親が徒歩で迎えに行くことができるため
3位:サポート体制(語学サポートなど) 4名(10.0%)
- 子どもが英語をほとんど話せなかったため
- ナニーさんが多く、子どもへのケアが手厚いと感じたため
重視したポイントで最も多く上がったのは「通学距離(30名、75.0%)」でしたが、最も重要なポイントは「学校の雰囲気・校風(10名、25.0%)でした。通学距離や学費など、現実的なレベルで通い続けることができるかどうかの判断とともに、子ども本人に合っているかどうか?親として通わせたいと思えるかどうか?が決め手となっているようでした。
渡航前の情報収集について
── 渡航前、学校についてどの程度調べていましたか?

── 渡航前の時点で候補は決まっていましたか?

72.5%の方は、渡航前に多少なりとも学校を調べていました。「ほとんど調べていない」「全く調べていない」と回答したのは、就学前のお子さんをお持ちの方が多いという結果となりました。また、お子さんの年齢が上がるにつれて、渡航前の段階で候補を一つに絞っていた方の割合が高くなっていたことも分かりました。
※「まったく調べていない」「まったく決めていなかった」には、渡航後にお子さんが生まれたケースや、生後間もない時期に渡航されてまだ検討を開始していなかったケースを含みます。
── 渡航前、どのように情報収集をしましたか?(複数選択可)

── その中で最も参考になった情報源はどれですか?

── 上記の情報源を最も重視した理由を教えてください
上位5つのポイントとそれぞれを選んだ理由の一部をご紹介します。
1位:駐在員の勤務先から提供された情報(6名、うち5名は非英語圏)
- 会社の規定に合わせて必要な情報が手に入ったため
- 実際に通っている人のお話が聞けたため
- 他に調べる手段がなかったため
1位:個人のSNS・ブログ(6名、アジア圏のみ)
- 保護者目線での情報が得られたから
- 居住予定エリアの方が個人のブログで現地の生活や幼稚園情報を発信しており、入園後のイメージができたため
- 実際に通っている人の口コミが載っていたから
2位:同行する家族よりも先に渡航した駐在員による学校見学(5名、アジア圏のみ)
- 学校の雰囲気や、先生や生徒の様子を見てもらうことができたため
- 自分と視点(気になるポイント)が同じで、安心感があったため
- 印象のよい園長先生であることが分かったため
2位:渡航予定の駐在国に滞在経験のある、または滞在中の知人からの情報(5名、うち4名は非英語圏)
- インターネット上で検索しても情報が得られない地域だったため
- 具体的な学校生活の様子や、周りの日本人の様子などを聞くことができたため
- 信頼できる知人からの情報だったため
2位:地域の学校情報をまとめて掲載しているWebサイト(5名、欧米のみ)
- 居住予定地域にある学校のデータを地図上で確認でき、複数の学校を比較して選ぶことができたため
- 先生対生徒の割合、人数、人種の構成、テストスコア、低収入家庭の割合などが数値化されており、10段階での客観的な評価を知ることができたため
渡航前の情報収集の手段について、複数選択可とした問いでは「学校の公式Webサイト・SNS」が20名(50.0%)と圧倒的に多く、2位以下の選択肢の投票数にも差が出ました。ただ、最も重視した情報源は、回答が多岐に渡っていました。また、英語圏は学校の公式Webサイトから情報収集する方が多かったのに対して、非英語圏は個人のSNSや先に駐在された方の意見などから情報収集していることが分かりました。
渡航後の情報収集について
── 渡航後(あるいは駐在国で検討を開始した後)、どのように情報収集をしましたか?(複数選択可)

── その中で最も参考になった情報源はどれですか?

── その情報源が最も参考になった理由を教えてください
上位2つのポイントとそれぞれを選んだ理由の一部をご紹介します。
1位:現地での学校見学(19名)
- 実際に自分の目で見て子どもに合うかどうか感じることができたから
- 教室での子どもたちの様子や、先生の割合、安全面、自宅からの距離など、気になるポイントを直接確認できたため
- 案内してくれた教頭先生が他の先生や生徒とすれ違う際のやり取りを実際に見て、風通しのよさを感じられたため
2位:現地で出会った人(同じアパートの日本人など)からの情報(10名)
- 実際に通学している方から、その学校の最新情報や長所・短所を聞けたため
- 学校生活における細かい点で気になっていたことを教えてもらうことができたから
- 同じアパートから候補としていた幼稚園に通っている日本人が多く、安心できたから
渡航後は学校見学や現地の方の声を聞きつつ、インターネット検索などを並行して情報収集されており、最終的には現地での学校見学や現地の方の声が決め手になっていることが分かりました。渡航前とは違い、情報源や決め手となったポイントに言語や地域による差も見られませんでした。
渡航後の気づき、通い始めてからのギャップの有無
── 実際にお子さんを学校に通わせてみて、事前に持っていたイメージとのギャップはありましたか?

── (ギャップがあった場合)どのようなギャップがありましたか?
事前に把握していた情報との相違
- (子どもが英語を話せなかったため、日本人の先生がいて語学サポートが受けられることを最も重視して選んだが)日本人の先生のサポートがほとんどなかった
- アフタースクールのカリキュラムや施設も充実しており、しっかりしている印象だったが、実際に入園してみると、一人の先生に対する子どもの人数が多く、目が行き届いていない場面があった
- 英語とポルトガル語のバイリンガルスクールと聞いていたが、英語を話せる先生が限られており、保護者とのやりとりや子ども同士の会話もポルトガル語だった
通ってみて初めて気づいたこと
- 休みが多く、学校行事の日程の連絡が遅い
- 散歩や屋外活動がほとんどなかった
- 朝の渋滞がひどく、一方通行の交通規制もあるため、行きと帰りで所要時間が20〜30分も違う
- 保護者の負担が大きい(親同士で協力しなければならない場面が何度もあった、学校行事への参加が当たり前でその回数が多い、衣装などの特別な準備物が多いなど)
国や地域による文化の違い
- 登園、降園時間に決まりがなく、家庭によってさまざまだった(セルビア)
- おおらかな国民性のイメージがあったが、先生によって異なり、意外とフレンドリーではない親も多かった(アメリカ)
- 朝ごはんは幼稚園で食べるなど、習慣や文化に違いがあった(台湾)
- 1歳6か月の入園初日からアルファベットや中国語での数字の数え方を学ぶなど、早期教育に驚いた(シンガポール)
よい意味でのギャップ
- 幼稚園児でも学校全体で行うイベントに参加する機会が多く、学校の一員であるという自覚や一体感が芽生えやすい環境だった
- 初めての外国人、アジア人だったので、よくも悪くもマイルールのようなものを許容してもらえて助かった
- 先生が意外とアジア人を寛容に受け入れてくれた
- 先生がとても親切で協力的だった
- 思っていたよりもアプリなどで日中の様子を細かく教えてもらえた
- よい意味で親が参加するイベントが少ない
過半数(57.5%)の方がギャップは「ほとんどなかった」と回答していました。渡航前の情報収集に不自由はあっても、渡航後に学校見学や現地での口コミなどを通して足りない部分をある程度補い、大きなギャップを感じずに通い始めることができてるようです。
渡航前後の情報収集
── 情報収集で困ったこと・不安だったことがあれば教えてください
知りたい情報が手に入らない
- 知りたい情報が学校の公式Webサイトに記載されていなかった(預かり可能な年齢、スクールバスの運行情報、英語のサポートの可否、イベントへの親の参加頻度、現地での学年の数え方、Webサイトが未更新など)
- 日本人がほとんどいない地域だったため、情報収集する手段がなかった
- 渡航のタイミングが学校の休暇と重なり、休暇が明けるまで連絡が取れなかった
- 夫と感覚が違い、欲しい情報が得られなかった。自分で直接聞けたらよかったが、夫経由だとなかなか難しかった。
- 同行する家族に対して、駐在員の会社からフォローがなかった
言語の壁
- 英語で学校に問い合わせる必要があり、返信にも時間がかかった
- セルビアはヨーロッパ内でも英語を話せる人が比較的多い国だが、Webサイトやお知らせはすべてセルビア語だった。翻訳アプリの精度も低かった。
- 英語とポルトガル語のバイリンガルスクールだったが、学校説明や配布資料はすべてポルトガル語のみでその都度翻訳する必要があった
- 台湾では中国語が不慣れな日本人がいきなり現地の幼稚園に入園を相談しても、「日本人は対応できない」と言われて門前払いになることが多い
情報は得られても判断が難しい
- ネガティブな噂があった
- 情報源が個人のブログやアパート内のコミュニティなどに限られていたり、偏っていたため不安だった
- 日系、インターナショナルスクール(以下インター)、現地校と選択肢がありすぎて何がよいのか分からなくなった
- 近所にどんな学校があるのかをすべて調べるのが大変だった
- 実際に行ってみないと分からないことが多かった
その他
- 住む場所を決める必要があり、学校に関してまずどのような情報を集めればよいのか分からなかった
- 週2〜3回、半日のみ子どもを預けられる場所を探していたが、その条件に合う施設がなかなか見つからなかった
- 学区を決めてから転居先を決める必要があり、タイムリミットがあるなかでの情報収集にプレッシャーを感じた「よい学区=治安がよく家賃が高い」という構図なので、条件に合った転居先を探すのが大変だった
── 学校を選ぶ上で、渡航前に「もっと知っておきたかった」と思う情報は何ですか?
- 学校を網羅的に把握したり、比較したりできるようなWebサイト
- 現地での入園・入学手続きで必要となる書類や入学後に必要な持ち物に、日本で準備しておくべきものがあるかどうか
- 通学時間(渋滞がひどいため、事前情報では通えそうでも実際は難しいことも多い)
- 日本人が多く通っている学校、日本人が通える幼稚園の情報
- 学校の教育方針
- 本帰国後の進学情報
- 現地の小学校の情報(現地の幼稚園からの進学先など)
- 就園前からの託児利用に関する情報(その後の園選びと繋がっている部分が大いにあったため)
- 進級の年齢やシステム、ダウングレード・アップグレードについて
- アメリカはESLが充実していること(子どもたちの英語についてはそんなに心配しなくてよかったため)
- 現地でどの程度日本語教育を受けられる環境があるのか(日本語教材をどの程度持参するか悩んでいたため)
※ダウングレード・アップグレード:年齢相応の学年よりも下、あるいは上の学年に所属すること。
── 学校を選ぶ上で、渡航前に調べたが分かりづらかった、見つけにくかった情報があれば教えてください
学校について
- 学校への連絡手段
- 学費
- 学校の雰囲気や周辺情報
- 日本人を受け入れ可能な学校の多様性(現地校・インター・日本人学校など)
- 候補となる学校の空き具合
- 日本でいう認可、無認可、私立、学童のような違い
- 異学年保育なのか、年齢別なのか
- ESLクラスの情報
- 私立学校の詳細(公立と比べて情報開示が少なかったため)
調べ方について
- 現地語がフランス語だったため、日本から英語で検索してもヒットしづらかった
- 中国は公式サイトを持つ学校が限定的であるため、WeChat(メッセージアプリ)を使った問い合わせに慣れないと学校発信の情報が見つけられない
- 渡航前は土地勘もないため、園と住居のどちらを先に考えるべきなのか、そもそも何から手をつけるべきなのかがよく分からなかった
- 地図アプリの情報が最新ではなかった(写真上は更地なのに、実際は住宅街だったなど)
渡航前の段階でやっておくべきこと、やらなくてよいこと
── 学校を選ぶ上で、渡航前にやっておいてよかったことを教えてください
夫婦での話し合い
- 学校選びで重要視するポイントを擦り合わせ、優先順位を決めておく
- 子どもの言語習得や教育方針について事前に話しておく
- 会社の規定を確認しておく
可能な範囲での情報収集
- どんな種類の学校があるかだけでも知っておく
- 自宅と学校の距離や交通手段を把握しておく
- 学校のWebサイトや、現地のスクール情報をまとめたWebサイトを確認しておく
- 幼稚園の長期休暇のスケジュールを把握しておく(学校とは異なることもあり、兄弟で長期休暇が重なるかどうかも頭に入れておくとよい)
- 住む予定の地域に日本人学校・幼稚園があるかどうか確認しておく
- 現地に住んでいる人やその学校にお子さんを通わせている保護者から情報をもらう
渡航後を見据えた行動
- ある程度候補の学校の目星をつけておく
- 渡航直後は何かと忙しいため、日本にいる間に幼稚園・学校に質問して見学予約を取っておく
- 英語の勉強
- 現地校の場合、住む場所によって通える学校の選択肢が決まるため、教育への意識が高い地域を選んでおく
- 予防接種を済ませておく(アメリカでは入園・入学条件に予防接種が含まれる場合があるため)
── 学校を選ぶ上で、渡航前にやっておけばよかったと思うことを教えてください
- 夫婦で擦り合わせた教育方針、日本で通っていた保育園の理念や保育内容などを英語で説明できるようにしておく(見学時や入学前の面談でじっくりと質問され、うまく答えられなかったため)
- 学校へのQ&A、学校の種類ごとのメリット・デメリットをスプレッドシートにまとめて夫婦で共有する
- 夫の今後のキャリアの方向性を確認しておく(中国語の現地校を選んだが、スライドの可能性があるのであれば英語の学校を選んだかもしれないため)
- 通う学校が決まるまでのステップをもっと詳しく把握しておく(夏休みの間、現地の学校が完全にクローズになるとはまったく思っていなかったため)
- (地方都市での生活はやむを得なかったものの)首都にある幼稚園のレベルや設備をある程度認識しておく
- 早生まれのお子さんや早産児の場合、ダウングレードの検討やそのメリットとデメリットを知っておく
── 学校を選ぶ上で、渡航前に調べたが「あまり必要なかった」と感じる情報はありますか?
- インターネットでの口コミ(結局、自分の子どもに合うかどうかは直接見てみないとまったく分からなかったため)
- 駐在員の勤務先から提供される情報
- 早すぎる、あるいは細かすぎる情報収集(教員の離職、授業料、設備工事などは頻繁に変化するため)
- 人種(※原文ママ)
これから渡航される方へ
アンケート回答者からのメッセージ
本アンケートにお答えいただいた皆さんから、これから海外でお子さんの学校探しをされる方々へたくさんのメッセージをいただきました。今回はその一部をご紹介いたします。
「違うな」と思ったら、転園・転校しても良い。気負わずに!
ネットの情報に左右されて大きな不安を抱いたまま渡航し、見学した時の直感を信じて「人生でものすごく重大な決断をした」と思っていました。通い始めてみると、途中で転園・転校する人も一定数いることを知り、「最初から絶対に正解を見つけなければ」と背負い込む必要はないと学びました。
自分の中での学校・幼稚園選びの基準が明確ではなく、それが登園後のギャップの原因になったと思います。ただ、ギャップを感じたら転園・転校をすることも選択肢としてあるので、そこまで思い込まず、まずはやってみるという精神で子どもを送りだしてあげてください。
渡航先の学校へ実際にお子さんを通わせている日本人の話を聞けるのがベストではありますが、それができなかったとしても、必要以上に心配しなくても大丈夫だよと伝えたいです。
子どもが未満児の場合は特に、先にマンションを決めて、通える範囲のスクールから選ぶのでも問題ないと思います。
学校選びを検討している時期は、引っ越し関連のタスクも積み重なり、皆さん心身ともにとても忙しいころだと思います。気楽にとは言いませんが、もし合わなくても他の選択肢があるから大丈夫!ぐらいの気持ちで、頑張りすぎずに取り組んでみてください。
たくさん見学に行ってみて分かることもある
「日本とは異なること」「100%満足できる園はなかなかないこと」を念頭に、夫婦で望む教育環境や内容を擦り合わせておきました。何校も見学していくうちに、妥協できる点とできない点が明確になったので、できるだけ多く見学されることをおすすめします。
駐在同行の先を見据える事が大事だなと思います。日本式以外の教育を受けさせる場合は、最終着地のパターン(本帰国して日本の学校に進学するのか、海外の高校や大学へ進学するのかなど)を把握し、その学歴が日本で通用するか(日本の学校に通う資格が得られるのか)を理解した上で選択すべきだと思います。
子どもの適応力の高さを信じよう
インターしか選択肢がなかったものの、英語に慣れていなくてかわいそうなのではと悩みました。振り返ってみると子どもは適応力が高く、そんなことはなかったです。英語を学べることは貴重だと思います。
文化や言葉の違いもポジティブに考えよう
郷に入っては郷に従えで、親子一緒に学ぶスタンスで、違いも楽しむ余裕を持って選ぶとよいと思います。子どもの言語もありますが、親が現地に溶け込む覚悟ができているかどうか、かもしれません。
中国はインター園のハードルが低かったので英語に自信のない親でも入園を決めることができました。子どもの吸収力はものすごいので、英語が強みとなり、本帰国後の選択肢が広がりました。色んな国のお友だちがいる感覚も自然に身に付きました。口コミは参考にしつつ、できるだけ公式の情報を幅広く集めておき、見学したうえで親子ともに納得のいく選択ができることをお祈りします!
イギリスは教育の意識も高く、学校選びの情報サイトがいくつかあります。学区も掲載されているので、住居選びの際にも参考にしてみてください。
行かれる地域の日本人とSNSやブログで探してつながっておくと安心かなと思います。途上国やマイナー国であれば、JICAの活動が入っていることも多く、私の場合はJICAつながりでご縁をいただいたのがとても心強かったです。
ほかの人の口コミは「その人の子どもに合っているか」という目線がどうしても入っているので、自分の子どもに合うかどうかは自分の目で確認するしかないと思います。
子育て教育チームより
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
そして今回のアンケートにご協力いただいた皆さんには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。「この言葉(表現)のまま、全てご紹介したい!」と思いながら今回の記事をまとめました。これから渡航される方が前向きに駐在生活を始められますように、という皆さんの温かいエールをたくさんの方にお届けできていれば幸いです。




