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【速報版】「海外での乳幼児の子育てについて」アンケート調査結果

先日に実施した「海外での乳幼児の子育てについて」のアンケートにつきましては、400名を超えるたくさんの方にご協力いただきました。心より御礼を申し上げます。
今回はその調査結果の【速報版】を公開いたします。
なお、記述回答やエリア別分析などの詳細報告については、10月20日を目途に公開予定です。


<調査概要>

目的:海外での乳幼児育児の実態を知ることで、家族・会社・社会からのサポートの必要性を広め、孤独な育児を強いられている方を無くすことに繋げる

対象者:海外で小さい子ども(0〜3歳)を育てている方、または現在のお住まいが日本でも海外でも、3年以内にその経験のある方※

※ スマホでの情報収集やオンラインでのコミュニケーションなど、子育てを取り巻く環境は変化しています。そのため、「3年以内に乳幼児育児の経験がある方」に限らせていただきます。

実施期間:2018年9月20日~28日(日本時間)
アクセス数:1,389人
回答数:401件(女性400名・男性1名)

子育ての悩みを夫婦で共有できていない理由

◆駐在員となってから日本より仕事でのストレスが多いようで、本人も忙しくて疲れているので、話を聞いてもらう時間も、相手の心の余裕もない。
◆勤務時間が長く話す時間があまりない。そして休日も疲れて寝ていたりするので子供と関わる時間がなく育児の大変さを理解していない。
◆「育児で気兼ねなく相談できる人がいないこと」など、女性特有の悩みは相談しづらい。
◆子供と一緒に過ごす長さや、母親父親としての立場の違いから、悩みを話しても共感が得られない。 温度差がある。
◆海外でハードに働く旦那さんに比べたら自分は専業主婦。 「仕事に比べたら子育てなんてラクなもんだよね」と自分で卑下してしまった。

子育ての悩みを夫婦で共有するためのアドバイスや工夫

◆仕事中も関係なく、リアルタイムで起こったことを携帯に写真や動画を送っている。
◆写真や動画共有アプリで日常の様子を撮影。一緒に見ながら出来るようになったこと、自分がイライラしたことなどを話す。ただ話すよりも画像があったほうが分かりやすい。
◆アプリで双方のスケジュールを共有し、不在がちな父親も子供の行動を把握しやすくしている。
◆今日は夫婦飲み会やります!と改めて場を作るようにしていた。
◆1人で子どもを見てもらう。 できなくても、子どもが泣いても 父親だけで子どもをみる機会つくってみる。大変さがわかった上で子育ての悩みを聞くのとそうでないのとでは理解度も変わってくると思う。
◆感じ取って欲しいとか、気づいて欲しいとか思わずに、「悩んでることがあるから話を聞いて」と事前に言ってから相談する。

あなただけじゃない!

日本に住んでいたとしても、乳幼児の子育てには、大きな喜びとともにたくさんの苦労があります。まして、海外生活の中では、誰もが大なり小なりいろいろな難しさを感じながら子育てをしていることがわかります。

「すぐに頼れる人がいない」「言葉の壁がある」「医療機関の心配」という「海外だからこその大変さトップ3」は、「病気など、何かあったときはどうしよう」という不安に直結します。同率3位の「食べ物の問題」と合わせて、海外育児ストレスの大きな要因になると言えるでしょう。

そして、「子育ての悩みを夫婦で共有できている(何でも共有できている+ほぼ共有できている)」方が半数を大きく上回ったという結果を、皆さんはどうご覧になりましたか。

共有できていない人からは「多忙による夫婦間のすれ違い」「男女の問題意識の差や違い」などの声が多く見られたほか、「忙しい夫に対して遠慮する気持ち」が悩みを共有する妨げになっていることも伺えます。

一方で、共有するための工夫で目立ったのは、SNSやアプリの活用です。LINEなどのアプリを使って子どもの写真や動画、自分が困っていることなどを共有するという回答が多く見られたほか、子育てアプリやスケジュールアプリを活用して子どもの状況を把握してもらう、という今の時代ならではの回答もありました。

夫婦のコミュニケーションを円滑にするために、相手に育児の大変さを理解してもらうために、自分の不満をためないように、さまざまな「工夫」と「努力」をしているようです。

その背景にあるのは、「海外では、いざと言うときには夫しか本気で頼れる人がいない」「海外だから、夫婦の協力はマスト。 夫がいちばんの理解者であってほしい」という、駐在妻のリアルな思いです。

駐妻café運営メンバーもまた、海外育児の当事者です。今回のアンケートで得られた皆さんの声を反映し、今後もより充実した「情報と交流の場」を作っていきたいと考えています。