インドネシア・ジャカルタのボランティア体験情報 その1

2021年9月更新

ボランティア活動の内容

活動の内容駐在妻のキャリア支援を目的にした、ワークショップやプロボノ活動(*)、キャリアセミナーの開催
(*プロボノとは、各分野の専門家が職業上持っている知識やスキルを無償提供して、社会貢献するボランティア活動)
活動の対象インドネシア在住の駐在妻
活動の目的駐在妻のキャリアロスの解決・駐在妻の力を社会につなげること
活動期間2015年~現在
活動の頻度毎月1回程度・企業研修など

所属団体の概要

どの様な団体かジャカルタキャリアカフェ
現在はコロナ禍のためオンラインで活動中
設立年2015年
所属人数70名前後
使用言語日本語
インドネシア ボランティア
ジャカルタキャリアカフェでの活動

ボランティアの内容について教えてください。

駐在生活が3年を過ぎ、猛烈に働きたい意欲が浮上しました。当時(2015年)は、駐在妻のキャリア形成に関する情報がなく、そもそも働きたいということを公言できる環境ではなかったので、将来のキャリアに繋がるような、駐在妻たちのスキルや能力を生かせる活動を自分で立ち上げました。

そのボランティアはどの様に見つけましたか?

自分で立ち上げました。

ボランティアをはじめたことに対して家族・周りの人の反応はいかがでしたか。また、ご自身にとって何らかの影響はありましたか?

最初は3人での活動開始でしたが、わずか1年で40人以上が参加するようになりました。 駐在妻のキャリアロスに関する問題の大きさを実感しました。夫からは「居場所ができてよかったね」と言ってもらえ、メンバーの家族からは好評を得ることができました。

そのボランティアをやってよかったと感じたことはありましたか?それはどの様な時ですか?

最初はキャリアロスを経験したことで自信がなく不安そうだった参加者が、この活動を通じてみるみるうちに自信を取り戻し、元気になる様子を見てとてもうれしかったです。また、企業の方をお招きしてセミナーをしていただいたり、プロボノ活動のご依頼をいただいたりもしました。プロボノ活動を通して社会貢献ができるようになったことで、メンバーの満足度も飛躍的に向上しました。それにともない、マスコミに取り上げられたこともありました。

そのボランティアを続ける中で、何か困難に感じたことはありましたか?また、それをどの様に乗り越えましたか?

会の目的である「駐在妻のキャリア支援」をメンバーに伝え続けること。駐在妻の宿命ですが、メンバーの入れ替わりが激しいので、コンセプトを揺るがせずに伝え続けることが何よりも大変でした。

日本でのボランティア活動の経験はありますか?

ありません。

日本で生活していた時と比べてボランティア活動に対するイメージの変化はありましたか?

日本で生活していた頃は、仕事以外の場で自分で何かを立ち上げたり、先頭を切って行動したりすることにすごく抵抗がありました。それは自分に対する自信のなさが背景にあったかと思いますが、このボランティア活動を通じて所属メンバーにも喜んでもらえて、自分自身の肯定感も高まり、働くことや社会に対する意識が大きく変化しました

これからボランティアをはじめようと考えている方にメッセージをお願いします。

Mさん
とりあえずやってみる。もしやりたいことがなかったら、仲間と作ってみる。駐在生活は短く、時間が限られているので、ともかく動いてみることをお勧めします。ただし、何かをはじめる時のコンセプト設定・リスクマネジメントはしっかりとやった方がよいと思います。
運営メンバーM
皆さんのボランティア体験談もお待ちしています!

Enjoy your life in Jakarta!

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