海外で妊娠・里帰り出産しました【中国・蘇州】

中国江蘇省蘇州市に滞在中、現地にて妊婦健診を受け、里帰り出産をしたpujikoさんへのインタビューです。

自己紹介をお願いします。

pujikoです。夫の赴任に伴い、2017年より蘇州に住んでいます。滞在して1年が経とうとしていた頃に第二子を妊娠し、現地で妊婦健診を受けました。

 

妊娠から出産まで、どのようなスケジュールでしたか?

2018年の夏に妊娠がわかり、2019年の1月まで蘇州で妊婦健診を受けました。

2月の春節休暇に家族で一時帰国し、私と長男(当時2歳)は出産に向けて日本に残りました。妊娠29週頃です。出産予定日までまだ3ヶ月ほどあったのですが、上の子の妊娠時に切迫早産になったこともあり、早めに帰国することにしました。それ以降、4月の出産までは日本の産院にお世話になりました。

 

蘇州で健診を受ける病院はどのように選びましたか。

蘇州で妊婦健診を受けていたのは、台湾系の総合病院である「蘇州明基医院」です。日本人の多くが住む新区にあります。私の住む園区からはタクシーで30分〜1時間とやや遠いのですが、周りの友人に利用者が多く、VIP病棟(国際医療センター)で受診できるので選びました。

VIPで受診すると医療費が高くつきますが、予約が可能で待ち時間が少なく、一般病棟よりもきれいで整備された病棟で受診ができます。

「蘇州明基医院」のVIP病棟は絨毯敷きのフロアに革張りのソファーが置かれ、まるで高級ホテルのような内装です。トイレもきれいで、小さなキッズスペースもあります。

他には、日系クリニックの森茂診療所も候補にありました。しかし、産婦人科の受診が月に一度しかできないこと、不定期で混雑時には予約が困難なことを聞いてやめました。

他には蘇州市立病院や、蘇州よりも医療レベルが高いとされる上海の病院まで通う友人もいました。上海までは車で2時間ほどの距離です。

 

蘇州での妊婦健診の流れを教えてください。

妊娠初期は2週間ごと、中期はひと月ごとに健診がありました。私は妊娠初期に薬を処方されていたため、経過を診るための頻度だったのかもしれません。(ちなみに薬は日本でも処方されているものでした。)

中期には通常の健診に加えて、別日に他の検査(後述する任意のもの)があったため、日本よりも通院する回数が多いように感じました。

健診の内容は、毎回の体重測定、血圧検査、尿検査のほか、血液検査や超音波検査を受けることが数回ありました。そして毎回、医師による診察がありました。

総合病院のため医師は毎回異なりましたが、希望すれば同じ医師に診てもらうこともできます。

 

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