【メンバー座談会_Vo.1】ヨーロッパのスキンケア事情「みんな、何使ってる?」

ヨーロッパ スキンケア

紫外線対策、乾燥対策、エイジングケアなど女性にとって何かと気になるスキンケア。
”肌を健やかに保つことで自分自身の気分も明るくなる”と丁寧なケアを心がけている方もいらっしゃると思います。
スキンケアは海外生活でも欠かせません。

これから渡航される方や、現地でスキンケアアイテムの購入を考えはじめた方は、
「どんなものが購入できるの?」「みんなは何に気をつけてケアしているの?」「おすすめの化粧水が知りたい!」
など気になることが多いのではないでしょうか。

今回はヨーロッパ在住の運営メンバー(30〜40代)4名で座談会を開催し、滞在国でのスキンケア事情について話をしました。生活してみて分かった日本との違い、実際に使用しているアイテムなど、体験談をお届けします。ぜひ参考にしてみてくださいね。

メンバー紹介

綾子
ドイツ在住3年目/渡独直後から、強い紫外線と硬水の影響によるゆらぎ肌に悩む。この1年でようやく自分に合うものを見つけつつある。本帰国ではお気に入りのアイテムをたくさん持ち帰る予定。

■情報収集:インスタ(オペラさん@germanycosme)、メディカルハーブの先生、友人
■購入場所:ドラッグストア(dm、ROSSMANNN)、薬局、コスメショップ(DOUGRUS)、通販サイト(DECIEM)

チカ
ブルガリア在住4年目/敏感肌&乾燥肌なので、肌のケアは念入りに行っている。渡航前にアロマセラピーの資格を取得。アロマクラフト(エッセンシャルオイルを使った手作り化粧水やオイル)を愛用。

■情報収集:友人、ブログ、ウェブサイト(友人から聞いたメーカーや商品をネットで確認)
■購入場所:ショッピングセンター(YVES ROCHER,Beauty zone,Spa ceylon)、ドラッグストア(dm、sopharma)

ななぽん
ベルギー在住4年目/元日系化粧品メーカー勤務。前職での知識を活かし、積極的に情報収集しながらヨーロッパコスメでのスキンケアを楽しんでいる。

■情報収集:インスタ(Rieさん@rieparistyle、オペラさん@germanycosume)、日本のファッション美容雑誌(dマガジン)、友人
■購入場所:薬局(Medi-Market)、Bioショップ(Sequioa)、通販サイト

チェルシー
ポーランド在住1年目/持参したアイテムと併用して現地のものを試しはじめたところ。アイテム購入時は主成分を念入りにチェック。

■情報収集:ブログ、美容サイト、友人
■購入場所:ドラッグストア(ROSSMANN、hebe)、薬局(SUPER-PHARM)、コスメショップ(DOUGRUS)

ヨーロッパのスキンケアアイテム。日本製へのこだわりはある?

チェルシー
日本から持参した化粧水がそろそろなくなりそう!皆さんはどうしていますか?
ななぽん
タイにいた時は、気軽に一時帰国することができていたので日本で購入していました。ベルギーに来てからは一時帰国が難しいので、現地の物を楽しみながら試しています!
綾子
渡航前は日本製しか使わないつもりでした。でも、友だちからオーガニックコスメのおすすめを聞いて徐々に切り替えてみました!種類が豊富で、迷ったときにはÖKOーTESTの[sehr gut(大変よい)]のシールが貼られたものを購入するのもおすすめです♪(※1)

今回、座談会に参加したメンバーは肌への不安から日本製を好んでいたものの、なかなか帰国ができないため現地での購入にシフトしているようでした。売り場に行けば日本でもなじみのあるブランドや商品があり、まずはそこから現地の商品を取り入れていったという声があがりました。
健康志向の高いヨーロッパでは、オーガニック商品は身近な存在で、Bioショップや、お店の一角にBioコーナーがあるのをよく目にします。オーガニック認定された商品にはマークがついていて、その審査はとても厳しいことで知られています。コスメに関しても審査があり、各認証機関でそれぞれの基準を設けて審査しています。(※2)
特にドイツは、ヨーロッパの中でも厳しい基準で作られているコスメが多いと評判で、値段も手頃です。日々使うものなので購入のしやすさもポイントの1つ。元々オーガニック重視ではなかったものの、生活の中でよく目にすることで興味を持ち、オーガニックに関する知識が深まり、商品への安心感から選ぶようになったという話になりました。

ÖKOーTESTのシール
ÖKOーTESTのシール

硬水の肌への影響はある?

綾子
渡航直後から半年は肌荒れがひどくて、すごく悩みました。吹き出物の下にブツブツが潜んでいる感じで…。持参した馬油でフェイシャルマッサージをしたら毛穴から大量の角栓みたいなものが出てきて、そのあと、洗顔後に拭き取り化粧水をするようにしたら落ち着きました。
チェルシー
硬水を軟水に変えるシャワーヘッドを半年間使っていたけれど、今はもう使っていません。髪が少しパサつく感じはあるけれど、トリートメントをしたり、気になる時はハンドドライ後にオイルをつけたりすれば大丈夫です。
ななぽん
同じ市内に引っ越したけど、水の柔らかさが違うように感じます。個人的には、”同じエリアでも場所によって硬度が変わるのかな?”という印象があります。

ヨーロッパの多くの地域は硬水です。軟水よりもマグネシウムやカルシウムの含有率が高いのが特徴で、肌への刺激が強く、洗顔やシャワー後は「肌がつっぱる気がする」「乾燥する」と感じることがあります。そのままだと肌が荒れやすくなるため、洗顔後はしっかり保湿、シャワー後は念入りにボディクリームを塗るといったケアが欠かせません。メンバーは朝の洗顔をやめて拭き取り化粧水でケアをする、シャンプーを2日に1回にする、石けんを使わずシャワーで汚れをさっと流す日を作るなど、自分に合う対策を取り入れています。クリニックの先生に、身体が硬水の環境に慣れるには半年から1年位かかる人もいると言われたメンバーも。
実はヨーロッパには温泉が出る地域があり、温泉水を利用したプールやスパホテルなどがあります。ポーランドやブルガリアのメンバーは温泉地に滞在した際、肌の調子がよかったと感じたようです。肌荒れや疲れを感じたら、そういった場所に行ってみるのもいいかもしれません。

ヨーロッパの気候に対してのケア(紫外線対策、乾燥対策)

綾子
春先から日焼け止めが欠かせません。 海外製品は白浮きするものが多くて、合うものを見つけるまでが大変でした!今使っているものも少し肌がつっぱる感じがするので、保湿用のオイルを混ぜて顔に塗るようにしています。
チェルシー
冬は暖房の影響か、室内の湿度が30%以下になることも。かかとの乾燥も気になるので、尿素入りの専用クリームを使っています。
チカ
私自身もだけど、子どもたちも冬は乾燥で肌が荒れたり、かゆみがでたり…。日本にいた時以上に念入りな保湿が欠かせません!私は手荒れがひどい時、ハンドクリームを塗って布製手袋をし、その上からビニール手袋をして眠るようにしています。翌朝にはずいぶんとよくなるのでおすすめです♪

ヨーロッパの春〜夏は、湿度が低くカラっとした比較的過ごしやすい気候です。ただし、想像以上に日差しが強いため、日焼け止めが欠かせません。日本製の日焼け止めを大量に持参したものの、友人から色素沈着のケアを兼ねたおすすめアイテムを聞いて思わず購入してしまったという話もありました。生活が落ち着いてくると友人・知人との情報交換が活発に行われるようになります。
紫外線が落ち着いた後、秋から冬にかけては乾燥対策が必須!
乾燥して肌荒れが進むとかゆみを伴うため、対策としてメンバーは家族全員で秋口からしっかりとケアを行っています。

子ども用日焼け止め
GARNIER子ども用日焼け止め
色素沈着のケアも兼ねる日焼け止め
色素沈着のケアも兼ねた日焼け止め(Eucerin、SKIN CEUTICALS)
かかと専用クリーム
Eucerinかかと専用クリーム
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