海外で妊娠・出産しました【アメリカ・ニューヨーク州ウエストチェスター】

アメリカ・ニューヨーク州ウェストチェスターに滞在中、第二子を妊娠・出産したJunkoさんのインタビューです。

自己紹介をお願いします。

Junkoです。2016年からアメリカ、ニューヨーク州ウェストチェスターに住んでいます。6歳の息子と2歳の娘がいます。
2017年1月に第二子である娘を現地で出産しました。

ウェストチェスターでの妊娠から出産まで、どのようなスケジュールでしたか?

2016年3月に渡米。その翌月に妊娠に気付き、ネット検索で病院情報を集めました。

5月に地元の産婦人科である”Westmed Medical Group”の産婦人科オフィスを受診しました。こちらの病院は自宅から最も近く、また夫の会社で加入している保険が適用されるため、出産直前までそのオフィスにお世話になりました。

6月に早産予防のための手術をすることになり、妊娠13週目に子宮頸管縫縮手術を受けました。この手術は、のちに出産をした病院(コネチカット州 Greenwich Hospital)で行いました。

WestMedで妊婦健診を受け、Greenwich Hospitalで出産するという流れが一般的で、たくさんの日本人がここで出産しています。

ちなみに、近くにはWhite Plains Hospitalという大きな病院もあり、そちらで出産する日本人も多いです。またマンハッタンには電車や車で1時間弱で行くことができ、そちらの日本人産婦人科医のいる病院へ通う方もいます。

妊婦健診の流れや日本との違いを教えてください。

妊婦健診は、日本とほぼ同じです。
毎回、尿検査、体重・血圧測定などの後に、医師による診察があります。エコー検査、胎児心拍の確認、超音波検査などに問題がなければ、医師はその結果を確認するだけということもありました。後期からは必ず医師が子宮の下がり具合を確認する触診を行っていました。

私は手術をしたので健診が頻回にありましたが、通常は出産までに4~5回だそうです。日本よりかなり少ないと思います。

日本との違いは体重管理についてです。かなり寛大で、私は出産までに20kg増えましたが、何も注意されませんでした。アメリカでは平均的な増加量だそうです。

妊婦健診で、不安や心配なことはありましたか?

やはり英語でのコミュニケーションが時々心配になりました。
渡米直後で英語がそれほどできなかったため、初診の際には医師から「あなたの言ってることがよく分からないから、今ここでご主人に電話してくれる?」 と言われたほどでした。

その後、看護師には健診の度に赤ちゃんの成長と共に私の英会話力もチェックされるようになりました。でも、妊娠後期には「最初にここへ来た時より、かなり喋れるようになってるね。」と言ってもらえました。

上記の病院はどちらも通訳を呼べますが、私は一度もお願いせず、医療的な専門用語については医師や看護師と一緒にGoogleで調べながらコミュニケーションをとりました。

そしてアメリカでは、積極的に質問をしなければ、医師による診察はさらっと終わってしまいます!初めは戸惑いましたが、大切な赤ちゃんのことなので、医師を無理やり引きとめて、いろいろと質問しました。しつこすぎて、ため息をつかれることもしばしばでした(笑)。

出産時の流れや日本との違いを教えてください。

日本と同じく、陣痛がきて「そろそろかな?」と思ったところでタクシーで病院に向かいました。

アメリカは無痛分娩が主流とのことで、私も事前に無痛分娩の希望を伝えていました。第一子の分娩と比べると、無痛分娩は陣痛とその後の疲労感がまったく違いました。しかし、いくら軽いとは言え、産後36時間での退院にはびっくりしました。

その36時間は本当にあっという間でした。
夜中の出産でしたが、産後すぐにパンケーキやマフィンが出てきて食事。 朝になり今度はシリアルやトーストが出てきてまた食事。午前中に産科医の検診や小児科医の挨拶などが終わると、今度は大きなサーモンをメインにしたランチ。その後、突然カメラマンが部屋へ入ってきて、家族での記念撮影。そして少し休むとお祝いディナー!病室内にテーブルがセットされ、夫とのフルコース料理が並べられました。

翌朝は手続きをして、あっという間に退院でした。

なぜ、ウェストチェスターでの出産を選ばれたのですか?不安はありましたか?

もともと夫の立ち合い出産を希望していた(結果叶わずでしたが…)ということと、出産直前まで家族で通常の生活をしたいと思っていたからです。

夫は出産の日の朝から国内出張へ行ってしまいました。見送るまでにかなり迷ったのですが、数日前から痛んではおさまり……を繰り返していたので、あと数日は本陣痛は来ないだろうと思ってしまいました。

分娩室から夫とFaceTimeでつなぎ、様子を見てもらうことはできましたが、実際に立ち会ったのは実母でした。 ちょうど実父も日本から来ていたので、父には上の子のケアを頑張ってもらいました。

この状況に医師や看護師はとても驚いていました。夫は「なぜこの時期に出張をいれたの? 信じられない!」と言われ続けました。

ウェストチェスターで出産する日本人はかなり多く、たくさんの情報があります。また、全米トップクラスの医師が多くいる地域ということもあって、不安は感じませんでした。

アメリカは出生地主義なので、生まれた娘がアメリカ国籍を取得できたことも良かったと思っています。アメリカ人として生きるという選択権を得ることができたからです。

出産前後に、特別にお手伝いはお願いされましたか?

出産前後に1カ月間、実母を日本から呼び寄せて手伝いをしてもらいました。お陰で心に余裕が生まれ、孤独を感じることもなく過ごすことができました。

ちなみに、短期滞在のビザでは90日間の滞在が可能です。

海外での妊婦健診、出産費用は日本より高いと聞きますが、いかがでしたか?

日本とは比べ物にならないほど高額でした。加入している保険にもよると思いますが、私の場合は夫の会社から支払われたので、個人の持ち出しはほぼありませんでした。

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