“What do you do?”と聞かれたら、なんて答えてる?〜メンバー座談会で語られた駐在妻たちの想いと体験談〜
帯同生活を送りながら何かを始めることについて
アメリカに来てヨガが好きになったので、それをみんなに言ったら、さらにそこから輪が広がっていきました。自分の好きなものや興味のあることを発信したら、自ずと縁が結ばれていくと感じます。
駐在生活がはじまると、みんなが「何か新しいことをしたい!」と思いつつも、なかなか見つけることができていないような気がします。そもそも、選択肢を知らない場合があるので、みんながどんなことをしているのかを聞いてみるのがいいかもしれません。
「自分がやりたいこと」や「自分が楽しいと感じること」が見つかったら、周囲に発信してみるといいかもしれません。
「何を始めたらいいのかわからない」という場合は、情報収集から始めて、選択肢を拡げてみることもひとつの手かもしれませんね。
「昼間何しているの?」と聞かれることについて
「What do you do?」の問いには、仕事や現地での習いごとについてたずねている場合もありますが、「昼間何しているの?」といった意味が込められている場合もあります。
渡航して間もないころに、毎日夫から「今日は何していたの?」と聞かれていました。自分が楽をしていると思われているのかなと感じていましたが、実際には現地での慣れない生活を心配してくれていました。
「何をしているの?」と聞かれると、つい敏感になってしまいますが、相手は話題作りのために聞いてくれていることもあります。また、自分がその質問に対して敏感になってしまうということは、自分自身が今の自分に物足りなさを感じているのだと思います。
日本で生活していたときの習慣で、海外に行っても常に何かをしていないといけないと思ってしまいがちになると思います。ボーっとすることに対する罪悪感のようなものが生まれてしまいます。しかし、言葉も価値観も違う海外では何もしない時間をもつことも大切だと思います。力の抜き方を覚えて生活するとよいと思います。
渡航してすぐのときは、日本にいたときのようにフルタイムで働いていない自分に葛藤がありました。現地就労している人も、みんな自分の生活スタイルや好みに合わせて過ごしています。現地でも自分が納得できる心地よい選択をして過ごすとよいと思います。
まとめ
日本にいる家族や友人、また日本からの出張者に聞かれると「駐在している(専業主婦)」とは答えにくく、聞かれるだけでネガティブな気持ちになってしまいます。これは、滞在国が違っていても共通した認識でした。
日本人的な考え方で「専業主婦=楽、何もしていない(よくないこと)」というマイナスイメージが先行しているのかもしれません。
しかし、「日本とは何もかも違う海外生活では、自分の心と身体にとって何もしない時間を持つことが大切」、「ネガティブな気持ちになるということは、今の自分に納得していないということ」という意見もありました。
“What do you do?”とたずねる相手が、どんな先入観を持っていたとしても、どのように受け止められたとしても、自分自身が納得のいく過ごし方を見つけることがいちばん大切というメンバーの声がとても印象的でした。


