フィリピン・セブ島でインターナショナルスクール(幼稚園)に通った、Mさんのインタビューです。学校の選び方、入学までの流れや幼稚園生活などをお聞きしました。
自己紹介をお願いします
Mです。2014〜2017年の3年間、フィリピン・セブ島(セブ市)に同行しました。
お子さまはどのような幼稚園・学校に通っていますか?
インターナショナルスクールのC幼稚園に、年少から年長までの3年間通いました。
その選択をされた理由をお聞かせください。
セブには外国から来た子どもが通うインターナショナルスクールがいくつもあります。
夫の勤務先からはセブで一番有名なセブインターナショナルスクール(CIS・Cebu International School)を勧められましたが、朝の道路渋滞で自宅から1時間近くかかるため、選択肢から外しました。
通学可能な学校をいくつも見学し、最終的にC幼稚園を選択しました。(正式名称がありますが、ここではC幼稚園とさせていただきます)
なお、CISでは国際的な大学入学資格であるインターナショナルバカロレアのディプロマが取得可能です。また他の学校では必須科目である、フィリピンの公用語タガログ語の授業がCISのみありません。
セブには日本人学校も日本の幼稚園もありません。小学生から土曜日の午前中のみの補習校はあり、娘も本帰国になるまでの数ヶ月通いました。
どんな情報を参考にされましたか?実際に見学する機会はありましたか?
同行前にインターネットで検索しましたが、当時はあまり情報が得られませんでした。
現地で知り合った同じ年頃の子どもを持つママなどから情報収集し、興味のある幼稚園には自分で連絡を取って見学に行きました。学校とのやりとりはすべて英語でした。
ズバリ、何が決め手となって、その幼稚園・学校を選びましたか?
一番の決め手は、預かり時間です。
セブの幼稚園は、午前中の3〜4時間だけというところがほとんどです。しかしC幼稚園はオプションで午後クラスがあり、15時まで預かってもらえました。
さらにオプションでチューター制度を1時間利用して、16時過ぎまで預かってもらうことも可能でした。
チューター制度とは、幼稚園の先生がマンツーマンで算数と英語を教えてくれるものです。追加料金はかかりますが、週4回で月1万円未満でした。私の知る限りでは、このチューター制度があるのはC幼稚園だけでした
また、C幼稚園の同学年に、日本人の同性の子がいたことも決め手のひとつでした。