「駐妻を楽しむコツ」海外帯同生活の苦労から導き出した方法

いつ終わりを迎えるか分からない駐妻生活。任期が決まっている場合でも、業務や滞在している国の状況によって急きょ本帰国となったり、何年も任期が延長となったり……。

「いつまで」という期間が分からず、不安になったり悩んだりするのは当然のこと。けれどせっかく同行を決意したのであれば、駐妻としての生活を楽しまなければもったいない!

そこで不安や悩みを乗り越え、自分なりの楽しみ方を見つけた運営メンバーにコツを聞いてみました。

行動編

現地でしかできない「マイブーム」を作る

ドイツ/Aさん

広く浅く色々なことを経験したいと考えていたので、期間限定で「マイブーム」を作り自分を飽きさせないようにしていました。

ドイツではbodyART(ドイツ発エクササイズ)、メディカルハーブ、旅行先で食べたローカルフードの再現、ビールの飲み比べなどに挑戦してみました。

現地の駐妻がやることを一通り試してみる

台湾/Aさん

中国語を始めとして、様々な習いごと(ヨガ、中国茶、中華料理、中国紐、パーソナルカラーなど)やブログで話題となったショップめぐりなど、”現地の駐妻”がやることを一通り試してみました。

結果どれもピンと来るものはありませんでしたが、やり切ったことで満足し、この経験が「自分にとって充実感を得られるのは何か」を見出すきっかけに。
その後は周りを気にすることなく、自分のペースで、自分の心が動くものだけに参加し、のんびり過ごせるようになりました。

滞在している国の好きなところを1つ見つける

スペイン/Mさん

何個も見つけようとすると大変なので、「1つでも見つけられたら万々歳!」という気持ちで考えていました。

興味のあることはまず試してみる

日本(帰国済み)/Yさん

博物館の日本語ボランティアガイドとして活動していました。

最初は知らない人たちの前でガイドするなんて無理だと思っていましたが、実際にやってみると楽しくてびっくり!自分の意外な一面を発見することができました。
もし今何か始めることを迷っている方がいたら、「合わなかったらやめればいいや」くらいの気持ちで試してみるのもいいと思います。

駐在妻のコミュニティーに複数所属してみる

アメリカ/Yさん

まだ駐在先に来て1カ月のため、近所のコミュニティしか参加できていませんが、今後は自分の世界を広げるためにも、色々なコミュニティに参加してみたいと考えています。

「ママには仕事がある」というアピールをする

台湾/Aさん

帰国後の復職を見据えて、家事や育児については家族の理解と協力が得られるようにしていました。

具体的には「ママも昼間は勉強や仕事(駐在ファミリーカフェの活動など)があるから。」と宣言し、家事や子どものことは基本的に夕方か週末のみ。夕食はデリバリーも活用。
「専業主婦なのに、こんな雑な子育てでいいのかな?」と後ろめたさを感じたこともあります。けれど大切なポイントさえ押さえておけば、自分の時間すべてを家事や育児に費やさなくてもよいと思えるようになり、気持ちが楽になりました。

マインド編

「どうにかなる!死なない!」というよい意味で「適当さ」を身につける

スペイン/Mさん

海外生活ではトラブルやアクシデントはつきもの。
そんな時は慌ててしまいがちですが、まずは一呼吸置いて、「大丈夫大丈夫!これ死ぬ!?死なない!?」と自分に問いかけるようにしています。

「無理をしない!自分の機嫌がよくなることをする」という心構えで過ごす

中国/Aさん

洗濯物は気が向いた時にする、料理が辛い時にはデリバリーや外食をする、1日パジャマでダラダラ過ごす日があってもOKなど。自分がご機嫌で過ごせることを大切にするようにしました。

すると逆に家事を丁寧にやりたくなって、掃除をたくさんしたり、苦手だった料理やお菓子作りをしてみたり、裁縫に挑戦してみたり……。
「専業主婦」という肩書きに抵抗があったはずなのに、「専業主婦」としての日常を楽しめるようになりました。
時間がないとできない過ごし方をすることで、贅沢な時間を過していると実感し、そのことが自分の気持ちを満たすことに繋がりました。

他人の目を気にし過ぎない

日本(帰国済み)

シンガポールでは化粧をしていなくても、ヨガウェアとビーチサンダルで出かけても、周りから注目されることはありませんでした。
「誰も私のことなんて気にしていない!」と分かったことで、気持ちが楽になりました。


今回運営メンバーの話を聞いてみて、駐妻生活を楽しむには「自分の気持ちを大切にすること」がもっとも重要だとわかりました。
他人と比較したり周りに合わせたりするのではなく、トライ&エラーを繰り返しながら、「自分が心から楽しいと思えること」「自分が満たされる状態」を探していけるといいですね。