海外(中国・上海)に帯同中、妊活セミナーを受講、そして妊娠したMさんのインタビューです。
自己紹介をお願いします
Mです。2016年~2017年の1年半、上海に住んでいました。
上海での妊活について、簡単に流れを教えてください。
上海に住みはじめてすぐの時から「妊活」や「妊娠」ということは考えていました。
2016年秋:博愛病院国際医療センター主催の妊活スタートセミナーへ参加。そこで初めて様々な知識を得ました。
2016年冬:温活(基礎体温をあげる活動)を開始。ルイボスティーを飲んだり、葉物をたくさん食べたり等、食生活の改善をしました。また、基礎体温を測り始めました。子宮頚がん検診・乳がん検診(エコー)を受診しました。
2017年春:排卵検査薬を用いたタイミング法の開始。
妊活セミナーを受講してから半年後(タイミング法を開始してから2ヶ月後)に、妊娠することができました。
ご利用になった病院(博愛病院国際医療センター)について詳しく教えてください。
博愛病院は、中国の総合病院です。待合室には中国人の方がたくさんいます。ここには博愛病院国際医療センターがあり、さらに日本人患者専用の日本問診部屋があります。医師や受付スタッフは日本語で対応してくれます。婦人科の先生は神戸大学に留学された中国人女性医師です。日本語も流暢でした。
妊婦健診はできますが、出産の取り扱いはありません。
ここで行われる妊活セミナーの情報は、日本人向けのフリーペーパーで入手しました。講師は上述の中国人女性医師で、日本語でのセミナーでした。
がん検診も、この病院で受診しました。費用は、日本円で1万円ほどでした。上海にあるほかの日系クリニックでもがん検診は行っているようです。
上海での妊活において、「食生活の改善」や「必要なものの調達」において、ご苦労はありませんでしたか?逆に日本より良かったことがあれば教えてください。
私はルイボスティーを愛飲していたのですが、ルイボスティーは上海でも買えました。当時、私は日本で購入した無印良品のものを飲用していましたが、上海にも無印良品があり、そこでも売っていますし、中国のネットショップでも購入できると聞いたことがあります。
また、野菜や果物は主にローカル市場で購入していました。日本よりも安く新鮮で旬なものを手に入れることができたのがよかったと思います。
一番よかったことは、排卵検査薬や漢方薬を安価で手に入れられたことです。
排卵検査薬は中国のネットショップで買いました。日本で買うよりも安価で内容量も多かったので、気軽に何回も試せてよかったです。
漢方薬は、妊娠しやすいからだ作りの一環として、主に肩こりや腰痛目的として、Body&Soulメディカルクリニックという中医で処方されたものを服用していました。一度の処方で10種類以上の粉薬が処方されます。それをすべて混ぜてお湯に溶かして、1日2回にわけて飲みました。苦くておいしくはありませんでしたが、診察時に施術してもらった針とカッピングが、とても気持ち良かったです。