【準備リスト付】一時帰国中の体験入学とは?手続きから注意点まで一挙解説!

滞在国で通っている学校(日本人学校現地校インターナショナルスクール)が長期休みに入ったら、子どもたちはどのように過ごしていますか?

など、いくつかの選択肢が考えられると思います。

今回は、一時帰国し、子どもたちを主に公立小学校や公立中学校へ体験入学させる方法についてまとめました。
「体験入学」という言葉を初めて目にした方や実際に検討している方に向け、体験入学に関する基礎知識から具体的な手続き、お子さんのケア方法まで、必要な情報を網羅しました。

一時帰国時の体験入学とは?

海外在住の日本人の児童・生徒が滞在国で通っている学校の長期休暇などを利用して、日本の公立小学校や中学校へ通い、学校生活を体験すること。国の制度としては存在していませんが、各自治体や学校の好意により成り立っています。

なぜ体験入学をさせるの?

本帰国後を見据え「日本の学校生活に少しでも慣れてもらいたい」「帰国後に学校生活をうまくスタートできるように」といった理由や、「以前通っていた学校の友だちと過ごすため」など、体験入学をさせる理由は家庭によってさまざまです。

いつごろ体験入学をさせるの?

滞在国で通っている学校の長期休みや一時帰国にあわせて、日本の小中学校へ数日から数週間の体験入学をさせます。

どこの学校へ体験入学をさせるの?

一時帰国中の滞在予定先となる学区内の学校へ体験入学をさせます。駐在同行前に通っていた学校や両親どちらかの実家近くの学校を選ぶことが多く、また本帰国後に通う予定の学校に体験入学をさせる場合もあります。

体験入学のために必要な手続きとは?

体験入学のために必要な手続きのフローチャート
帰国前、最初に、滞在先の体験入学の情報収集をする。管轄の自治体を確認する。どの学校に体験入学を希望するか選ぶ。
次に、帰国日、滞在場所を決める。体験入学の手続きに、滞在先住所が必要。
次に、教育委員会と学校から体験入学の承諾を得る。一時帰国時の滞在先の教育委員会に連絡し、体験入学の可否、期間、条件などを確認。
次に、教育委員会への手続き。教育委員会への書類の提出、滞在場所、期間の連絡など帰国前に必要な手続きをおこなう。
次に学用品の準備。教科書、文房具など、帰国後に購入。借用せずに自分の持ち物を使う場合が、忘れずに荷物に入れる。
次に教育委員会を訪問、手続き。教育委員会への書類の提出など、帰国後に必要な手続きをいおこなう。
次に健康状態のチェック。滞在国によって、結核検査など必要な場合もある。
次に学校を訪問、手続き。学校への書類の提出、持ち物の確認など、帰国後に必要な手続きを行う。
そして、体験入学開始。

準備するものは?

初めて体験入学をおこなう場合は、こちらの準備リストを参考にしてみてください。

学用品 準備リスト

学用品備考
ランドセル
リュックサック
短い期間のため「必ずランドセルで通学させてください」という学校は少ないです。
制服学校からの貸出、もしくは知人から譲り受ける場合が多いです。
上履き購入(1,000〜2,000円程度)や貸出、もしくはきれいな靴で代用できる場合があります。
教科書滞在国の在外公館にて、教科書の無償配布があります。すでに持っている場合は、体験入学先の学校に使用している教科書を聞いてみましょう。同じ教科書の場合は滞在国から持参し、違う場合は学校に貸出やコピーを依頼しましょう。 ※海外子女が使用する教科書は全世界共通ですが、日本国内では複数の教科書が使用されており、それらは自治体ごとに採択されています。「教科書採択 ○○区 (○○市)」などで検索して確認することができます。
ノート類学年や科目により使用するノートが異なります。毎日時間割を記入する連絡帳や自由帳などもあります。
ワークブックドリル類漢字ドリル・計算ドリル。購入、もしくは学校から貸出やコピーをしてもらいましょう。
筆記用具鉛筆・赤青鉛筆など
体操服
赤白帽子
体育館シューズ
期間中に必要であれば購入、もしくは学校から貸し出してもらえる場合もあります。動きやすい服装でもよいか学校に確認してみましょう。
給食セット
・エプロン
・給食帽・三角巾
・マスク
・ランチョンマット
購入、もしくは学校から貸し出してもらえる場合もあります。100円ショップでそろうものもあります。
水筒とくに夏は熱中症対策のため、水筒を持参することがあります。  
お道具箱机の中の学用品をいれる箱。貸出で対応できる場合もあります。
図画工作セット
・色鉛筆
・クレヨン
・クレパス
・絵具セット
期間中に必要であれば購入、もしくは学校から貸し出してもらえる場合もあります。
鍵盤ハーモニカ対象:低学年期間中に必要であれば購入、もしくは学校から貸し出してもらえる場合もあります。
リコーダー対象:小学3年生以上期間中に必要であれば購入、もしくは学校側から貸し出してもらえる場合もあります。
習字道具対象:小学3年生以上期間中に必要であれば購入、もしくは学校側から貸し出してもらえる場合もあります。
裁縫セット対象:高学年以上期間中に必要であれば購入、もしくは学校側から貸し出してもらえる場合もあります。
プールセット
・スクール水着
・水泳帽子
・ラップタオル
・水中メガネ
夏の水泳の授業時に必要。学校によっては、スクール水着や水泳帽子の色が指定されたり、名前ゼッケンをつけたりすることがあります。
雑巾掃除の時間に使う雑巾を持参する学校があります。100円ショップでも購入することができます。
縄跳び休み時間や冬の授業に縄跳びを取り入れている学校が多いです。100円ショップでも購入することができます。

費用はどのくらいかかるの?

  • 授業料
    公立の小中学校は義務教育のため、授業料はかかりません。

  • 給食費
    自治体によって異なりますが、1食当たり250〜300円程度。

  • 学校から購入したノート・ドリル類
    購入する際に支払う場合や、最終日にまとめて払う場合があります。

  • 学校保険
    学校の管理下でけがをした場合などに備えるための保険。加入の必要有無について、学校側に確認しましょう。

子どもたちのケアで気をつけることは?

  • 体験入学について
    以前通っていた学校の場合は、一時帰国時に体験入学をしたいと思うお子さんが多いと思います。しかし、初めて日本の学校へ通う場合は、不安や緊張があるかもしれません。学校でどんなことをするのかなどを説明し、少しでも不安を和らげてあげましょう。
    例えば、給食のしくみや給食当番、自分たちで教室の掃除をする掃除当番についてなど、滞在国での学校生活にはない日本特有のしくみについて事前に話しておくとよいと思います。

  • 登下校について
    日本の公立小学校は、基本的に徒歩通学です。学校によって、集団登下校する場合もあります。公立の中学校では、主に徒歩通学や自転車通学となります。
    滞在国で保護者の送迎やスクールバスで通学している子どもたちは、ひとりで通学することに不安を抱いてしまうかもしれません。
    お子さんと一緒に通学路の下見、交通ルールの確認などをおこなってみましょう。

  • 宿題について
    毎日宿題を出す学校が多いと思います。担任の先生と話し合い、在校生と同じように宿題をする場合は、子どもたちが宿題にとりくみやすいように放課後のスケジュールを調整しましょう。

  • 放課後について
    滞在国では、プレイデート以外に子どもたちだけで遊ぶ機会はあまりないかもしれません。日本では子ども同士で約束して、保護者の付き添いなしに遊びにいくことができます。放課後に短期間の習いごとに参加することも、有意義な過ごし方になるのではないでしょうか。

まとめ

一時帰国の体験入学は、子どもたちにとって、日本の学校生活を経験するよい機会となります。
一方で、管轄の自治体や教育委員会とのやり取りや学用品の準備など、事前準備が必要となります。また受入れ先の学校にも、多かれ少なかれ負担はあるはず。体験入学を受け入れてくれた先生やクラスメイトへの感謝の気持ちを忘れずに、短い体験入学をたのしめるとよいですね。
お子さんの意向を聞きながら、一時帰国する際の選択肢に加えてみてはいかがでしょうか?

運営メンバーH

一時帰国時の体験入学のコラム、座談会、体験談の記事も併せてご覧ください。

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