海外で妊活~妊婦健診しました 【中国・上海】

中国・上海に帯同中、妊活から妊婦健診までされたAさんのインタビューです。
自己紹介をお願いします
A.O.です。夫の海外駐在に伴い2014年から約2年半上海に滞在し、その間に妊活から妊婦健診を経て、日本に里帰りで第2子を出産しました。
帯同先での妊活から妊婦健診まで、簡単に流れを教えてください。
上海帯同前に既に1人子どもがいましたが、その後2人目がなかなかできずそのまま上海に帯同で行きました。
その後1年ほど経ってから中医クリニックの婦人科に通い始め、その約1年後に無事に妊娠し、その後別の日系診療所に妊婦健診で通い、出産は日本に一時帰国して里帰り出産をしました。
海外での妊活について、どのようなことをされたのか教えてください。
私はいわゆる2人目不妊でした。当初は、1人目が自然妊娠だったので、2人目ができないのは初めての海外生活の環境変化によるストレスだろう、生活に慣れればできるだろうと簡単に考えていました。
ですが、いつまで経っても妊娠せず、やはりちゃんと調べてもらった方が良いかなと思い、フリーペーパーで偶然見つけた中医専門クリニックBODY&SOULに行きました。そこで検査したところ、プロラクチンというホルモンの値が高く排卵が起きて無い、ということがわかりました。幸い薬の処方で改善する程度だったようで、まずは漢方薬による体質改善が始まりました。
クリニックへは2週間毎に通い、その都度体調や基礎体温の確認、舌の確認(中医学では舌の状態を重要視するそうです)を行い、その時の体調にあわせて漢方薬が処方されました。さすが本場の漢方薬はとても苦くて、これはとても辛かったです。
また、超音波検査や排卵検査薬によるタイミング法のアドバイスもしてもらい、約1年後に無事に妊娠することができました。
海外での妊活に不安はありませんでしたか。
やはり、言葉もわからないし、外国の薬に抵抗感もあったので初めは不安でした。
ですが、通ったクリニックでは日本語の通訳についてもらったので(割り増し料金が必要)、気になることや不安なことも丁寧に聞いてもらえましたし、中医や漢方薬は体質改善から始めるという身体に良いイメージも持てたので信頼できるようになりました。
また、私は一時帰国の際に日本の産婦人科で同じようにひととおり検査をして上海での治療内容についても確認してもらえたので、安心して中国での治療に専念することができました。
ちなみに、金銭面のメリットもあり、私は体質改善のための治療なので保険で賄えたこと(基本的に不妊治療は自費)、上海ではDAVIDという排卵検査薬が安く入手できケチらずに使えたことがとても良かったです。
妊娠後の妊婦健診について教えてください。
妊娠検査薬による確認は上海で済ませましたが、妊娠の確定はちょうど一時帰国の時期だったので日本の病院でしてもらいました。
その時に、里帰り出産の予約と母子手帳の申請もしました。(上海の妊婦健診でも日本の母子手帳に記入してもらえます)
その後の妊婦健診は上海の森茂診療所(週2回産婦人科の診察あり)に4週間毎に通い、大きな検査(胎児超音波スクリーニング、ダウン症検査)は上海永恵華クリニックを通じて復旦大学の産婦人科でしてもらいました。その後、32週目で日本に一時帰国して出産しました。
日本と上海の妊婦健診の違いにとまどったことなどありましたか。
たくさんあります(笑)まず、毎回の健診が日本ほど丁寧ではありません。
健診は最後まで4週間毎ですし(日本では2週間毎の時期もあり)、尿検査や血液検査は1~2回だけ、胎児のエコーも毎回は見ませんし、性別は基本的に言いません。
私は2度目の妊娠で流れがわかっていたので自分から気になる点は質問できたのですが、初めての妊娠だと不安に感じるかもしれません。唯一とまどったのは、ダウン症検査を詳しく調べるよう強く勧められたことです。
中国ではひとりっ子政策の影響もあり、仮に検査自体にリスクがあっても「ダウン症の確率が限りなく低いことがわかるまで」検査を重ねるのが一般的のようです。
これについては、そもそも日本と中国の検査方法が異なるので自分で判断することができず、インターネットで調べたり、知り合いを通じて日本の助産師の意見をもらったり、『ウェルビー』の医療サポートサービスで相談したりして、最終的に夫や家族と相談してどこまで検査を受けるか判断しました。
出産は里帰りされたのはどうしてですか。
当初は、上の子どもの幼稚園もありましたし、せっかくの海外生活なので現地での出産にチャレンジするのも良いかな、と思いました。
ですが、やはり産前産後のサポート(特に子どもの世話)や言葉の心配もあり、私は出産時期の不安はできるだけ取り除いておきたかったので、日本の実家に戻り出産することに決めました。

海外生活中に妊活~出産までされる方にアドバイスをお願いします。
海外生活中になかなか子どもができないと気になったら、環境変化や対人関係などのストレスだけで片付けてしまわずに、日本でも現地でも一度検査することをおすすめします。私はこの「ストレスのせい」にして何もせず、1年間無駄にしてしまった気がします。
(もちろん現地での生活を楽しんではいましたが)検査した上で特に問題なければひと安心できますし、あとは体質改善やストレス軽減を気にしつつ、コウノドリさんを待てば良いですからね。





