タイ・バンコクで2度、あわせて15年の駐在生活を送り、お子さんたちがバンコクの幼稚園から中学校まで通ったC.Tさんへのインタビューです。
自己紹介をお願いします
はじめまして!
こんにちは!サワディーカー!
C.Tです。
夫と15歳の娘、10歳の息子がいます。
タイ・バンコクで2度、あわせて15年の駐在生活を送り、2019年4月に本帰国しました。
〈1度目〉
2002年5月~2007年5月(2005年に娘を出産)
〈2度目〉
2009年3月~2019年3月(2010年に息子を出産)
お子さまたちはどのような学校に通っていましたか?
娘(2005年バンコク生まれ):
2006年11月~2007年5月:KIDDY幼稚園
2009年4月~2012年3月:ニューバンビーノ幼稚園
2012年4月~2018年3月:バンコク日本人学校小学部
2018年4月~2019年3月:バンコク日本人学校中学部
息子(2010年バンコク生まれ):
2011年11月~2013年10月:Little Maple Nursery
2013年10月~2017年3月:ニューバンビーノ幼稚園(最年少から入園)
2017年4月~2019年3月:バンコク日本人学校小学部
その選択をされた理由をお聞かせください。またいつ頃から考え始めましたか?
日本とくらべると、充実した児童館や公園が少ないバンコク。
公園や遊び場が少ないので、日本人駐在員の小さなお子さんたちは、早い時期からナーサリー(タイ・日系・インター系を含む現地の託児所)、または日系の幼稚園に行くことが多いです。
ナーサリーは、基本的に1歳から入園可能です。
日系幼稚園は、2歳から入園可能なところが多いです。
娘も息子も、1歳からナーサリーへ入りました。
日本人が多く住むスクンビット地区には、日本人に人気のナーサリーがいくつかあります。日本語をメインにしているナーサリーと、タイ語と英語をメインにしているナーサリーがあります。
娘は日本語がメインのナーサリーへ通い、年少(4歳)のときに日系幼稚園へ入園しました。
息子はタイ語と英語がメインのナーサリーへ通い、最年少(年少よりも小さい3歳クラス)から日系幼稚園へ入園しました。
子どもたちはバンコク生まれなので、まずは母国語である日本語をしっかり習得できるように、日系の幼稚園に行かせようと夫婦で決めていました。
バンコクには日系幼稚園が数多くあり、それぞれの幼稚園に特色があります。親子で気になる幼稚園に見学に行ってから、入園を決めました。
現在はコロナ禍で駐在員の数が減っていますが、私が子どもたちを入れた頃、日系の人気幼稚園は、すぐに定員がいっぱいになってしまうこともありました。応募人数が多いとウェイティングとなったり、入園を断られたりしまったこともあるので、できるだけ早い段階で見学に行き、希望の幼稚園を決めるとよいかもしれません。
どんな情報を参考にされましたか?実際に見学する機会はありましたか
幼稚園の場合は、同じマンションに住んでいるお友達や同じ会社の奥様方から情報をもらい、実際に見学に行ってから決めました。直接幼稚園へ連絡し、見学する日程を決めました。どの幼稚園も丁寧に対応してくださいました。
幼稚園は子どもと一緒に見学に行くことをおすすめします。
ズバリ、何が決め手となって、その学校を選びましたか?
【日系幼稚園の場合】
自宅と幼稚園の距離が決め手となりました。
日系幼稚園では、基本的にバス通園となります。
バンコクは交通渋滞がひどいので(特に雨季の渋滞には要注意)、子どもがバスに乗る時間がなるべく少なく済む幼稚園にしました。子どもが体調を崩して早退することもあるので、私自身も自宅から無理なく迎えにいける距離の幼稚園を選びました。
娘と息子が通ったニューバンビーノ幼稚園
放課後の課外教室(専門の先生が指導)が充実しているところも、決め手となりました。
バンコクでは、幼稚園以外で子どもが習いごとをする場合、親が送り迎えをすることがほとんどです。渋滞がひどいバンコクでは、送り迎えだけでも一苦労です。
幼稚園が終わったあと、園内でサッカーやムエタイ、英会話、習字、チアダンスなどのプログラムをやってもらえるのは非常に助かりました。帰りも、幼稚園バスで自宅まで送ってくれるので安心できました。
春休みや夏休みといった長期休みには、幼稚園主催のサマーキャンプのようなアクテビティーがあります。バンコクは遊び場が少ないので、長期休みに子どもたちが幼稚園のアクテビティーに参加して、思いっきり遊べるのはとても助かりました。
どの幼稚園にもこのようなアクテビティーがある訳ではないので、見学の際にいろいろと情報を集めてみてくださいね。
【日本人学校の場合】
本帰国したときに学校の授業についていけるように、日本の教育が受けられる日本人学校を選びました。
文部科学大臣が認定している日本式の教育システムで学ぶことができ、小学部と中学部の義務教育課程が設置されていることが決め手でした。