2021年7月更新
ボランティア活動の内容
内容 | ミュージアムショップの店員。 移民の歴史を展示する博物館で、受付とショップ店員を兼務しています。 |
対象 | 観光客、近隣住民 |
目的 | 歴史ある品々の継承・町の活性化 |
頻度 | 週に1回 |
所属団体の概要
どの様な団体か | Waipu Museum Trust Board |
所属人数 | 正式なスタッフの数は分からないですが、ボランティアは50人ほどです。 |
使用言語 | 英語 |
そのボランティアをはじめたきっかけは何ですか?
「自宅にこもりがちな状況を変えたい!」と思ったことです。自宅に一人でいる時間が苦痛になり、人と関わる機会がほしいと思いました。
そのボランティアはどのように見つけましたか?
ボランティアで私に英語を教えてくれる先生が、ミュージアムのボランティアを統括する担当でした。「英会話の勉強になるから」と、紹介してくださいました。
ボランティアをはじめたことに対して家族・周りの人の反応はいかがでしたか。また、ご自身にとって何らかの影響はありましたか?
応援してくれました。私が活発に行動しているほうが、家族にとっても安心なようです。私が楽しそうにしていると子どももうれしいようです。
そのボランティアをやってよかったと感じたことはありましたか?
通える場所、任されることがあるのがうれしいです。ミュージアム主催のクリスマスパーティーに誘われるなど、夫の仕事関係ではない、自分の交友関係を築けたことも自信に繋がりました。また、日本人だからよかったこともありました。こちらでは日本製の中古車が人気で、その多くはETCの車載器やカーナビを搭載したままで販売されています。エンジンをかける度に流れる「ETCカードを入れてください」のメッセージが気になっていたメンバーの疑問を解決できたり、カーナビの説明書の一部を英訳したり、日本人として役に立てた感覚は誇らしくもあり貴重な体験でした。
そのボランティアを続ける中で、何か困難に感じたことはありましたか?また、それをどのように乗り越えましたか?
語学力です。簡単な挨拶やレジはできますが、商品についてや町の情報を聞かれたときは、うまく答えることができません。しかし、会話は不安でも、挨拶と笑顔は絶やさないようにしていました。マネージャーやスタッフの方に助けてもらい、なんとか続けることができています。
ロックダウン中は閉館し、その後はアクリル板をレジ前に置いて感染予防をしていました。現在(2021年6月)、それは撤去しています。以前は海外からの観光客も多かったので、来館者の数はコロナ禍になり大幅に減りました。正確な人数は分かりませんが、3分の1くらいになったと感じます。
日本でのボランティア活動の経験はありますか?
幼稚園で絵本の読み聞かせをしていました。保護者同士でグループを組み、月に一度、活動をしていました。
日本で生活していたときと比べて、ボランティア活動に対するイメージの変化はありましたか?
参加率が高いと思いました。募集している団体や職種も多く、人口の少ない小さな町では図書館もボランティアで運営しています。また、海辺の清掃・イベントの案内係・動物の世話など単発の仕事も多く、このような活動に参加すると人とのつながりもできて楽しそうです。参加しているのは定年退職された方が大多数で、ボランティア活動が心身の健康にも役立っていると感じます。100才でリサイクルショップの店員をしている方もいて、新聞で紹介されていました。
これからボランティアをはじめようと考えている方にメッセージをお願いします。
Enjoy your life in Waipu, New Zealand!
