紫外線対策、乾燥対策、エイジングケアなど女性にとって何かと気になるスキンケア。
”肌を健やかに保つことで自分自身の気分も明るくなる”と丁寧なケアを心がけている方もいらっしゃると思います。
スキンケアは海外生活でも欠かせません。
これから渡航される方や、現地でスキンケアアイテムの購入を考えはじめた方は、
「どんなものが購入できるの?」「みんなは何に気をつけてケアしているの?」「おすすめの化粧水が知りたい!」
など気になることが多いのではないでしょうか。
今回はヨーロッパ在住の運営メンバー(30〜40代)4名で座談会を開催し、滞在国でのスキンケア事情について話をしました。生活してみて分かった日本との違い、実際に使用しているアイテムなど、体験談をお届けします。ぜひ参考にしてみてくださいね。
☆メンバー紹介☆
■情報収集:インスタ(オペラさん@germanycosme)、メディカルハーブの先生、友人
■購入場所:ドラッグストア(dm、ROSSMANNN)、薬局、コスメショップ(DOUGRUS)、通販サイト(DECIEM)
■情報収集:友人、ブログ、ウェブサイト(友人から聞いたメーカーや商品をネットで確認)
■購入場所:ショッピングセンター(YVES ROCHER,Beauty zone,Spa ceylon)、ドラッグストア(dm、sopharma)
■情報収集:インスタ(Rieさん@rieparistyle、オペラさん@germanycosume)、日本のファッション美容雑誌(dマガジン)、友人
■購入場所:薬局(Medi-Market)、Bioショップ(Sequioa)、通販サイト
■情報収集:ブログ、美容サイト、友人
■購入場所:ドラッグストア(ROSSMANN、hebe)、薬局(SUPER-PHARM)、コスメショップ(DOUGRUS)
ヨーロッパのスキンケアアイテム。日本製へのこだわりはある?
今回、座談会に参加したメンバーは肌への不安から日本製を好んでいたものの、なかなか帰国ができないため現地での購入にシフトしているようでした。売り場に行けば日本でもなじみのあるブランドや商品があり、まずはそこから現地の商品を取り入れていったという声があがりました。
健康志向の高いヨーロッパでは、オーガニック商品は身近な存在で、Bioショップや、お店の一角にBioコーナーがあるのをよく目にします。オーガニック認定された商品にはマークがついていて、その審査はとても厳しいことで知られています。コスメに関しても審査があり、各認証機関でそれぞれの基準を設けて審査しています。(※2)
特にドイツは、ヨーロッパの中でも厳しい基準で作られているコスメが多いと評判で、値段も手頃です。日々使うものなので購入のしやすさもポイントの1つ。元々オーガニック重視ではなかったものの、生活の中でよく目にすることで興味を持ち、オーガニックに関する知識が深まり、商品への安心感から選ぶようになったという話になりました。
硬水の肌への影響はある?
ヨーロッパの多くの地域は硬水です。軟水よりもマグネシウムやカルシウムの含有率が高いのが特徴で、肌への刺激が強く、洗顔やシャワー後は「肌がつっぱる気がする」「乾燥する」と感じることがあります。そのままだと肌が荒れやすくなるため、洗顔後はしっかり保湿、シャワー後は念入りにボディクリームを塗るといったケアが欠かせません。メンバーは朝の洗顔をやめて拭き取り化粧水でケアをする、シャンプーを2日に1回にする、石けんを使わずシャワーで汚れをさっと流す日を作るなど、自分に合う対策を取り入れています。クリニックの先生に、身体が硬水の環境に慣れるには半年から1年位かかる人もいると言われたメンバーも。
実はヨーロッパには温泉が出る地域があり、温泉水を利用したプールやスパホテルなどがあります。ポーランドやブルガリアのメンバーは温泉地に滞在した際、肌の調子がよかったと感じたようです。肌荒れや疲れを感じたら、そういった場所に行ってみるのもいいかもしれません。
ヨーロッパの気候に対してのケア(紫外線対策、乾燥対策)
ヨーロッパの春〜夏は、湿度が低くカラっとした比較的過ごしやすい気候です。ただし、想像以上に日差しが強いため、日焼け止めが欠かせません。日本製の日焼け止めを大量に持参したものの、友人から色素沈着のケアを兼ねたおすすめアイテムを聞いて思わず購入してしまったという話もありました。生活が落ち着いてくると友人・知人との情報交換が活発に行われるようになります。
紫外線が落ち着いた後、秋から冬にかけては乾燥対策が必須!
乾燥して肌荒れが進むとかゆみを伴うため、対策としてメンバーは家族全員で秋口からしっかりとケアを行っています。