【体験談】海外からキャリアコンサルタントの資格取得に挑戦

海外にいながらの資格取得は大変……というイメージがありますよね。駐在ファミリーカフェ運営メンバーが、アメリカ駐在同行中にキャリアコンサルタント(以下:キャリコン)の資格を取得したとのことで、「どうしてキャリコンの資格を取得をしようと思ったの?」「海外にいながらキャリコンの資格の勉強ってどうやったの?」「今後どう活かしていこうと思っている?」など、気になることをたくさん聞いてみました!

キャリコンの資格取得に興味がある方、海外に住みながらの資格取得の方法について気になる方、ぜひご覧ください!

▶駐在妻のライフキャリアとは

▶用語集
駐在ファミリーカフェでよく使う言葉を分かりやすくまとめています。

自己紹介をお願いします。

Oさんが住むフィラデルフィアの人気フォトスポット、ロッキー像の写真

Oと申します。
夫の転勤に伴い、2023年2月からアメリカのペンシルベニア州に住んでいます。夫婦二人暮らしです。

日本では損害保険会社に6年ほど勤め、法人営業や商品開発業務を経験しました。
帯同休職制度はなかったため、駐在同行に伴い退職し、現在は専業主婦です。

資格取得や語学勉強に励みながら、趣味の旅行やグルメ開拓も楽しんでおり、今だからこそできる生活を満喫しています!

キャリコンの資格を身につけたいと思った理由やきっかけを教えてください。

夫の海外駐在に同行することが決まり、何かやりたいとぼんやりと考えていたときに、知人からキャリコンのテキストを見せてもらう機会がありました。仕事を辞めて今後のキャリアに不安を感じていたので、取得してみようと考えたんです。とても関心が高い分野でしたし、キャリア理論や国の人事的な制度、法律などの基本的なことを学べるのは今後必ず役に立つと思いました。

資格の取得のために、どんな準備をされましたか?

決められた期間の実務経験がない場合は、キャリコンの受験資格を満たすために国が認めている養成講座を受講する必要があります。私はオンラインで日本の講座を受講していたのですが、私が受講した学校は本人の署名が必要だったため、日本にいるときに申し込みました。念のため、海外に住みながら受けることを事前に伝えました。また、教育給付金の対象だったので、申込みを行い、さらに専門給付金の申請にはキャリコン資格保有者との面談を受ける必要もありました。

キャリコンの資格取得の講座はどのようなものでしたか。

養成講座の受講前はe-learningで学科の勉強をしました。動画を見て実力確認テストで合格を目指すのと同時に、いくつかレポートの提出もありました。試験範囲が広かったので大変でした。

養成講座自体は、週1回9時間(日本時間の朝9時から夜6時まで)の授業を3カ月間受講しました。現地時間の夜から朝にかけてになるため、授業がある日は仮眠してから授業に備えました。養成講座の受講期間中もe-learningで実力確認テストを受けつつ、後半はプレゼンの準備、そして宿題は毎週あったため、授業がない日もキャリコンの勉強をしていました。

養成講座受講後は資格試験に向けて、過去問を解いたり、ロールプレイングの練習をしたりしていました。ロールプレイングの練習のための無料団体があるので、週1回1~2時間ほど有志で集まっていました。

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