駐在ファミリーカフェ運営メンバーに行ったアンケートをもとに個別インタビューを行いました!
今回は台湾・台北市でさまざまな習いごとを体験された、アークさんの体験談をご紹介します。
新型コロナウイルスの影響により、表記されている情報に変更があるかもしれません。あらかじめご了承ください。
まずは語学学習から教えてください!
習いごとの内容
習いごと | 中国語の学習 |
概要 | 大学併設の語学学習センターに通学(平日5日間、試験あり) |
団体名(URL) | 国立師範大学国語教学センター |
(対面/オンライン) | 形式対面(コロナ禍の前) |
頻度 | 平日5日間(授業は2時間)1期3か月を4期受講(通算1年) |
活動期間 | 2019年9月〜2020年2月、2020年9月~2021年2月 |
料金 | 1期3か月:106,000円程度(当時のレート) |
交通手段・通学時間 | 手段:地下鉄・通学時間:60分程度 |
何で見つけたか | 口コミ(友人・知人に誘われた) |
はじめたきっかけは何ですか?
1カ国目とあわせて中華圏に滞在している期間は長いものの、中国語力が日常生活レベルにも満たしてないことを恥ずかしく思っていたので、しっかり学びたいと思ったからです。
また、週1の家庭教師のレッスンは受けていましたが、自分の勉強の仕方や傾向を振り返って、まとまった時間で集中して学ばないと身に付かないことがわかったので、子どもの入園を機に申し込みました。
大学の語学センターで勉強をしてよかったことや新しい発見はありましたか?
滞在年数が長くなるにつれ、語学学習への目標設定がしづらくモチベーションの維持が難しくなっていました。なので、大学での試験や資格試験をひとつの目標とすることで、勉強に身が入ったと思います。
語学の勉強をして大変だったこと・困ったこと、またそれを乗り越えた経験はありますか?具体的な対処法もあれば、教えてください。
学習時間の確保です。大学での授業なので毎日、宿題もミニテストもありました。しかし、私は他の留学生のように全部をちゃんと勉強するのは無理だったので、学習内容に優先順位をつけて取り組みました。(中国語での会話力向上を目標にしていたので、会話の練習はしっかりやって、文法は最低限に絞った、など)。
言語を勉強するにあたって、ご家族の反応は何かありましたか?
親も一生懸命勉強するという姿、滞在国の言語を学ぶ姿勢を子どもに見せられたのはよかったと思います。
滞在国に行っていなかったら、語学の勉強はしていなかったですか?
もともと語学には苦手意識があったし、中国語を使うこともなかったので、滞在しなければ学ぶことはなかったと思います。でも、現地の言葉を理解できるようになって生活力も身についたので、きちんと学んでよかったと思います。
日本へ帰国した後、学んだ語学を活かして何かしたいですか?
仕事に使えるレベルではないですが、できるだけ会話力を維持して、困っている外国人がいた時にお手伝いできるレベルではいたいです。
習いごとで語学の勉強をする事のおすすめポイントやアドバイスはありますか?
滞在先の外国語は、興味が持てないとなかなかモチベーションが上がらないという声も多く聞きます。私もかつてはそうでした。しかし、しっかり学んで使えるようになると、普段の生活の幅も拡がるので(困った時に自力で切り抜けられることも)、週1などではなんとなく身が入らないという人ほど、思い切って集中的に学んでみることをおススメします。
次に、趣味に関する習いごとについて教えてください。
習いごとの内容
習いごと | ポーセラーツ、カルトナージュ、フラワーアレンジメント、中国茶、中国紐、中華料理、ヨガ |
概要 | 対面の教室(自宅教室やスクール) |
団体名(URL) | どれも個人で実施 (Instagram、ブログ、Facebookで集客されていました) |
(対面/オンライン) | 形式対面 |
頻度 | 週1程度 |
活動期間 | 2018年〜2021年 |
料金 | 1回5,000円程度 |
何で見つけたか | 口コミ(友人・知人に誘われた) |
はじめたきっかけは何ですか?
はじめたきっかけは様々ですが、主に①交友のため(友達づくり)②趣味探し(今まで特に趣味がなかったので)③手先を動かすのが好きでリフレッシュ目的です。いずれも究めようとは思っていなかったので、スポット的に通っており「気に入った作品を作りたい時だけ」お伺いするゆるさで通っていました。
習いごとをしてよかったことや新しい発見はありましたか?
これといった趣味はなく「手作業が好き」という程度だったのですが、様々な習いごとを試してみるうちに、自分が好きな部分(手を動かして作る工程)と苦手な部分(デザイン)がわかってきて、それがその後の仕事でも得意不得意として活かせるようになったのは意外な発見でした。
大変だったこと・困ったこと、またそれを乗り越えた経験はありましたか?
レッスン代がかかるので、それを家計から捻出させてもらうのは少々気が引けましたが…それにより私自身がリフレッシュできたり、作ったものを家族にも喜んでもらったりで、うまくやってきたと思います(笑)。
滞在国に行っていなかったら、その習いごとはやっていなかったですか?
滞在国独自の活動というわけではないのですが、家族の駐在に同行するために退職しなければ、こういった習いごとを楽しむ時間的余裕がなかったので、よかったです。
日本に帰国してもその習いごとを続けたいですか?
その予定はありませんが、作った作品を飾って現地での生活に思いを馳せたいと思っています。
おすすめの情報収集方法など、お役立ち情報があれば教えてください。
ブログ、Instagram、Facebook、フリーペーパー、広く公開していない習いごともあるので、口コミや「こういうの探してるんだけど知っている?」とまわりに聞いてみるのも手だと思います。
習いごとに関して、コロナ禍による変化はありましたか?
教室によっては開講を控えたりしていましたが、大きな影響はありませんでした。逆に、オンラインが普及して日本で開催しているものにも参加しやすくなったので、交流を兼ねた習いごとは現地で友人と通う、スキル習得目的の習いごとは自宅でオンラインによる参加、とうまく使い分けられるようになりました。
語学学習と趣味に関する習いごとについて教えていただき、ありがとうございました!
では最後に経験豊富なアークさんに、海外で習いごとをするにあたってのアドバイスを聞いてみましょう!
これから習いごとをはじめようとしている方へ一言お願いします!
海外生活をはじめた頃は、外出予定をつくったり知り合いを増やすのに習いごとはよいきっかけになってくれます。もちろん無理にとはいいませんが、「誘ってもらったら断らない」をモットーにしていろいろと出てみるのもひとつの方法だと思います。「継続できなかったら申し訳ないから…」と躊躇せず、自分の向き不向きを知るきっかけだと思って、せっかくの機会を楽しんでもらえたらよいなと思います!
せっかくの滞在国での生活。習いごとを通して、皆さんも新しい自分を発見してみませんか?
Enjoy your life in Taiwan!