上海での駐在妻生活。夢中で楽しんだ中国語学習と異文化体験で得た、新たな人生観とは

本帰国後の現在の状況を教えてください。また、本帰国前にやっておいて良かったこと、
やっておけば良かったことはありますか?

上海生活中に妊娠し、帰国後に出産しました。子育てをしながら社会復帰をしようとしても、自身の希望する求人(中国語を活かせて時短勤務のできる仕事)はなかなかありませんでした。

現在はパートタイムで就労していますが、中国語を活用できておらず、子どもがまだ小さいために体調を崩しやすく欠勤しがちで、思うように働くことが難しいと感じています。

自分の身ひとつで何かできるといいなぁ・・・と思うようになり、フリーランスな働き方を目指して「産後ケアリスト」という資格取得のための勉強をしています。

この資格を目指したきっかけは、私自身が出産後、ひどい貧血や産後のストレスを経験し、心身ともに大変な思いをしたことです。同じように悩んでいる妊婦さんやママさんの役に立ちたいと思っています。

上海生活中に語学学校に通ったこと以外でやっておいて良かったことは、習い事などを通して「夢中で楽しめることを見つけられた」こと。

趣味でも、資格の勉強でも、語学でも、他人にどう思われても構わないくらい夢中で楽しめることを見つけて行動することは、
すぐには実を結ばないかもしれませんが、必ず今後の生活でさまざまなヒントやきっかけをくれることに間違いありません。

やっておけばよかったことは特にこれと言ってありませんが、ローカル飯屋さんにもう少し通っておけばよかったこと(笑)
脂コテコテなので頻繁に通うと身体が悲鳴をあげますが・・・(笑)

駐在妻の皆さんにワンポイントアドバイスがあればどうぞ!

帯同生活は楽しいこともあるけれど、そんなことばかりではないですよね。短い期間の中で私もいろんなことを感じ、悩みましたが、そのことが自分を成長させてくれたと思います。

「他人と比べず、無理に周りに合わせないこと」。
なかなかできそうでできないことだと思いますが、これが自分らしく現地の生活を楽しめる秘訣だと思います。私も当時のモヤモヤしていた自分にこの言葉をかけてあげたいくらいです(笑)

「どんなときも自分らしく」を忘れずに、今しかないこの生活を思いっきり楽しんでください!日本から応援しています。

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